中国最優遇貸出金利、予想通り6カ月連続で据え置き

 4月21日、中国人民銀行(中央銀行)は、銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を予想通り6カ月連続で据え置いた。写真は同行本部。2018年9月、北京で撮影(2025年 ロイター/Jason Lee)

[上海 21日 ロイター] – 中国人民銀行(中央銀行)は21日、銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を予想通り6カ月連続で据え置いた。

1年物は3.1%、住宅ローン金利に影響する5年物は3.6%のままとなる。

ロイター調査では市場関係者31人のうち27人がいずれの金利も変更なしと予想していた。

第1・四半期の経済成長率が予想を上回ったことで、短期的に金融緩和の必要性が低下した可能性がある。また、政策立案者は人民元安と金融機関の利ざや縮小を警戒しており、金融緩和の余地は限られている。

ANZの中国担当シニアストラテジスト、ケイ兆鵬氏は、当局が依然として様子見姿勢にあることを示唆していると指摘。「関税の影響は主に輸出に及ぶ。第1・四半期の堅調な経済成長を考えると、輸出企業を対象とした措置を導入する方が簡単かもしれない」と述べた。

INGのエコノミストはノートで「まず7日物リバースレポ金利の引き下げがなければLPRは動かないだろう」とした上で、「低インフレと、強い対外的な逆風は緩和の可能性を高めている。しかし、通貨の安定を考慮すると、中国は米利下げまで待つことになるかもしれない」と記した。

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