公開日時 2025年04月06日 20:01更新日時 2025年04月07日 00:23
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秋田県知事選で当選を確実にし、喜ぶ鈴木健太氏=6日夜、秋田市
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共同通信
任期満了に伴う秋田県知事選は6日投開票され、無所属新人の元自民党県議鈴木健太氏(49)が初当選した。立憲民主党や公明党など多くの政党の相乗り支援を受けた無所属新人の前副知事猿田和三氏(62)らを破った。既成政党への有権者の不信感が浮き彫りになった形だ。自民は鈴木、猿田両氏に支援が分裂し、自主投票となった。投票率は59・59%で、4年前の前回選を3・03ポイント上回った。
同日投開票の秋田市長選は、元県議の無所属新人沼谷純氏(52)=立民推薦=が現職を破って初当選した。
猿田氏を支援したのは、立民、公明のほか、国民民主、共産、社民の各党。支持層を固めきれず、一部が鈴木氏に流れたとみられる。猿田氏は計4期務めて引退する佐竹敬久知事(77)の後継と見る向きが強く、有権者は県政刷新を選択した。
立民の小川淳也幹事長は取材に「よく結果を分析したい」と述べた。
鈴木氏は日本維新の会から支援を受けた。演説で「ほとんどの政党や大きな団体は猿田さんを応援している」と強調。既成政党と距離を置く姿勢を前面に掲げて無党派層の幅広い支持を得た。政策ではUターン就職や子育て支援に力を入れると訴えた。
当選確実を受けた6日夜「新しい時代の、新しい秋田を皆さんとつくる」と語った。
猿田氏は組織戦を展開。国会議員や県議らと遊説し、行政経験や人脈をアピールした。敗戦の報に「秋田を変えてほしいとの県民の思いに応えられなかった」と述べた。
元会社員で無所属新人の大久保範夫氏(74)は浸透できなかった。
秋田市長選で新人が現職を破るのは1971年以来54年ぶりとなる。
