ロシアのドローン(無人機)攻撃がウクライナ以外にも広がりを見せている。週末には北大西洋条約機構(NATO)加盟国のラトビアにドローンが墜落。ルーマニアでも領空侵犯が報告されている。

  ラトビアのリンケービッチ大統領は8日、ソーシャルメディアの「X(旧ツイッター)」への投稿で、同国東部で7日にロシアの軍事ドローンが墜落したことを明らかにした。

  ドローンは隣国ベラルーシからラトビア領空に入り、レーゼクネで墜落したと、ラトビア防衛省がウェブサイトで発表した。レーゼクネはロシアとの国境から西に約55キロメートル、ウクライナ国境の約700キロメートルに位置する。

  ラトビア外務省はこの件で話し合うため、ロシアの代理公使を呼び出した。国境地域と領空、領海の防衛を強化する計画だという。

Russian military drone has crashed in the Eastern part of Latvia yesterday. There is an ongoing investigation. We are in close contact with our allies. The number of such incidents is increasing along the Eastern flank of NATO and we must address them collectively.

— Edgars Rinkēvičs (@edgarsrinkevics) September 8, 2024

  ルーマニアでも7日夜にロシアのドローンが領空を侵犯し、外務省は8日の声明でロシアに国際法の順守を求めた。

  ルーマニアは国境に近い地域の住民に注意を促すとともに、予防的措置としてF16戦闘機2機をスクランブル発進させた。政府はNATO同盟国にも通知し、緊密に連絡を取り合っているという。

Today, Russian drones violated Romanian and Latvian airspace. A stark reminder that Russia’s aggressive actions extend beyond Ukraine. Allies’ collective response must be maximum support for Ukraine now to put an end to Russian aggression, protect lives, and keep Europe at peace.

— Andrii Sybiha 🇺🇦 (@andrii_sybiha) September 8, 2024

  ロシアのウクライナ攻撃は続いており、爆発物を搭載したドローン「シャヒード」23機と巡航ミサイル4発を一晩でウクライナに発射。ウクライナ空軍がソーシャルメディアのテレグラムに投稿したところによると、このうちミサイル1発とドローン15機が迎撃された。

原題:Russian Drone Crashes in NATO Member Latvia, Its President Says(抜粋)

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