2024年2月に発表された新作『Pokémon LEGENDS Z-A(ゼットエー)』は、「ミアレシティ」が舞台とのこと。ミアレシティといえば『ポケットモンスター X・Y(以下、ポケモン X・Y)』に登場した街であり、発売は約12年も前になります。

そこで『ポケモン X・Y』がどのようなゲームだったのか、当時どんな新しい挑戦があったのかといったポイントを、いま一度振り返ってみたいと思います。懐かしく思い返したり、遊んでいない人にも「こんなゲームだったんだ!」と楽しんでいただければと思います!(※ネタバレにご注意ください)

初めてがいっぱいだった『ポケットモンスター X・Y』

『ポケモン X・Y』が発売されたのは、2013年10月12日、ニンテンドー3DS。ゲームボーイ、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDSとハードウェアの進化とともに挑戦・発売されてきた「ポケットモンスター」シリーズでしたが、振り返るとニンテンドー3DSの登場により過去に類を見ないほどたくさんの挑戦が『ポケモン X・Y』では実現されていることがわかります。

Nintendo Directで発表された初めての『ポケットモンスター』

いまでこそ、おなじみとなっているNintendo Directが始まったのは2011年のこと。2013年1月には『ポケットモンスター』のゲームに関する発信として初の「Pokémon Direct」が設けられ、そこで『ポケットモンスター X・Y』の名称が発表されました。


伝説のポケモンであるゼルネアス(ローマ字表記:Xerneas)、イベルタル(ローマ字表記:Yveltal)

シリーズ初めての試み、世界同時発売

それまで海外へはローカライズを経て発売されていた「ポケットモンスター」シリーズは、『ポケモン X・Y』で日本・アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアに向けて世界同時発売を実現します。言語を選択してから遊ぶことができた『ポケモン X・Y』から、世界中のトレーナーがほぼ同じタイミングで『ポケットモンスター』の新規タイトルをいっせいに楽しむことができたというわけです。

また、この挑戦については任天堂公式サイト内「社長が訊く」でも語られています。

▶ うごく社長が訊く『ポケットモンスター X・Y』
https://www.nintendo.co.jp/3ds/interview/ekjj/vol1/index.html

ブティックやサロンが初登場!

ゲームの開始時に性別だけではなく、肌・瞳・髪にまつわる見た目が選べるようになったのも『ポケモン X・Y』から。各地にあるブティックやサロンを利用すれば、さらに頭の先から足元まで細やかに自分のお気に入りにすることができるようになりました。「こんな組み合わせはどうかな?」と収集や試行錯誤にハマったトレーナーも当時は多かったのではないでしょうか。


日替わりでラインナップが変わるブティックや、工夫しないと手に入らない服などもありました

登場人物の等身も『ポケモン X・Y』のタイミングで高くなっています。ハードウェアがニンテンドー3DSとなって3Dポリゴン表現ができるようになったことは、登場人物やポケモンとの距離をグッと縮めたとも言えそうです。


登場人物やポケモンたちも、さらに身近に感じる表現に。音の表現も向上し、ピカチュウの声が大谷育江さんになったのも『ポケモン X・Y』から

フェアリータイプがやってきた!

1996年発売『ポケットモンスター 赤・緑』のタイプは15種類から始まりました。1999年『ポケットモンスター 金・銀』で「はがねタイプ」と「あくタイプ」が加わり、そこから時を経て『ポケモン X・Y』で「フェアリータイプ」が登場。そして、2025年の現在にいたります。13年間タイプの種類が変わらなかったなかでの新たなタイプの追加となりました。

新たな進化の形、メガシンカ

カロス地方で発見されたメガシンカは、進化を超える進化と言われています。メガシンカをするには、ポケモンが持っている「メガストーン」とトレーナーが持っているメガリングの「キーストーン」が共鳴することが必要です。


メガルカリオは模様が浮かび上がり、からだの大きさもひとまわり大きくなっている

メガシンカをしたポケモンは外見やタイプの変化だけでなく、能力が上がります。バトル中のポケモンが一定時間強化されることは、のちにポケモンバトルでは欠かせない要素になっていきました。

ミアレシティを中心に据える、カロス地方

カロス地方は広大で、星型のような不思議な形をしています。その広大さに合わせてカロス地方の図鑑は、「セントラルカロス」「コーストカロス」「マウンテンカロス」の3種類が存在しました。

カロス地方最大の都市であるミアレシティの中心には、シンボリックなプリズムタワーが。『ポケモン X・Y』ではプリズムタワーそのものがジムになっていて、最上階に待ち受けるジムリーダーに挑戦することになります。


ミアレシティ全体を見ると、ポケモンセンターが3ヵ所存在するほど広く、施設やお店が40以上存在しました。

押さえておきたい登場人物

カロス地方にあるアサメタウンに引っ越してきたことから始まる主人公の物語。シリーズの大筋である、各地のジムに挑戦しながら多くの人と関わり成長していき、ポケモンリーグのチャンピオンを目指して旅することに変化はありません。
カロス地方の歴史を垣間見れるものの、メガシンカ定着の歴史や全貌はいまだ謎に包まれているのが現状です。ここでは、カロス地方での重要人物をチェックしていきましょう。

コルニ

メガシンカのカギを握るシャラシティジムのジムリーダー。ポケモンの強さを引き出して、より高みを目指そうと頑張っている女の子です。ジムリーダーとしてだけでなくローラースケーターとしての一面も持っています。

かくとうタイプを使うジムリーダーである一方、優秀なトレーナーにはメガシンカに必要なキーストーンを渡す継承者の一面も。主人公がメガシンカが使えるキッカケになった重要な人物です。


シャラシティにある「マスタータワー」はメガシンカに関係する建物

フラダリ

ミアレシティで初めて出会う人物で、ポケモンの研究を高い志で行っています。プラターヌ博士と親交があり、博士がポケモンを託した主人公や友達に興味を抱いているようです。

フラダリはミアレシティにラボを持っていましたが、そこにある資料からカロス地方のはるか昔には王とその弟が存在し、さらには戦や兵器によりカロス地方がかつては1度荒廃していたことが判明します。フラダリはこの資料をなぜ持っているのでしょうか。

AZ

13番道路で会うことになる、謎の男。3メートルはある巨大な姿と、首からさげた大きなカギが特徴的です。どうやら何か深い事情があり、気の遠くなるような長い旅を続けていることがうかがえます。

AZの旅の目的が判明していくにつれ、カロス地方に渦巻いた大きな歴史を知ることに

伝説のポケモン「ジカルデ」の役目

ヒャコクシティとレンリタウンをつなぐ、18番道路にある「ついのどうくつ」。ジカルデはその奥にいますが、殿堂入りをするまではそこには立ち入ることができません。

ジカルデには、特性「オーラブレイク」があり、ゼルネアスの特性「フェアリーオーラ」、イベルタルの特性「ダークオーラ」の効果を逆に持ちます。分類は「ちつじょポケモン」となっていて、カロス地方のポケモンたちの生態系に異常がないかを監視して、守る役目を持っているようです。


ジカルデ(ローマ字表記:Zygarde)、からだの模様に規則的があるように見える

カロス地方から始まった、気になる世界観

ちなみに『ポケモン X・Y』には、お金を払って入場する「パルファム宮殿」という場所がありました。そこにはなんと、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』で登場したレシラムとゼクロムの像が。さらには、カロス地方とイッシュ地方が何かしらの関わりがあったことをNPCも発言しています。

このように、多くの挑戦をし、さまざまなポイントで世界観の広がりを見せていた『ポケモン X・Y』。

『ポケットモンスター』シリーズの新たな挑戦作となる『Pokémon LEGENDS Z-A(ゼットエー)』は“人とポケモンが共存する街を目指し、 都市再開発が進む「ミアレシティ」を舞台に、 新たな冒険が始まる。”ということが発表されています。『ポケモン X・Y』を知る人ならば、期待と動揺が隠せないことでしょう。すでにさまざまな想像を膨らませている人も少なくないはずです。
続報が待たれるとともに、どんなミアレシティの姿を見せてくれるのか、期待が高まりますね。

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※画像は公式サイトからの引用を含みます。

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