
GeForce RTX 5090に高負荷をかけ続けると、環境によっては電源側のコネクタ温度が150℃以上になることが判明しました。テック系YouTuber・レビュアーのder8auer氏は以下のように述べています。
先日、RedditでGeForce RTX 5090 Founders Editionの12V-2×6コネクタが焼損・融解したとの報告が出てきた。私はこのユーザーに連絡を取り、3時間ほど話をした。話をしてわかったのは、このユーザーはPCに詳しく、知識のある人で、ヒューマンエラーの可能性が低いということだ。また、焼損・融解したグラボ・電源・ケーブルを貸してもらえることができた。
RedditではMODDIYというメーカーの16ピンケーブルに原因があるのではないかと言われている。しかし、このメーカー兼ショップの評判は良く、品質も悪くない。個人的にも過去に使用していた。一概にこのケーブルのせいだと決め付けるのは早計だ。
焼損・融解したグラボ側の12V-2×6コネクタと16ピンケーブルを見てわかったことがある。それは1箇所だけが焼損・融解しているということだ。

焼損・融解した16ピンケーブル(グラボ側)

融解・焼損したRTX 5090 FEの12V-2×6コネクタ
私は自身の環境で検証を行った。Furmark (グラボに最大級に負荷与えるストレステストアプリ)を実行し、手持ちのGeForce RTX 5090 Founders Editionに575Wの負荷をかけた。すると、あることがわかった。
サーモグラフィで見たところ、2本のケーブルだけが熱くなっており、この2本のケーブルだけに負荷がかかっていた。

2本のケーブルだけに負荷がかかっていた
そして、Furmarkを実行して5分が経った頃には、グラボ側の12V-2×6コネクタは80℃以上に、電源側のコネクタは150℃以上にも達していた。

グラボ側のコネクタは80℃以上

電源側のコネクタは150℃以上に
電源はCorsair AX1600iを使用
たったの5分でこの温度だ。この検証を1時間続けるとどうなるだろうか。おそらくは何かしらの問題が発生するだろう。私はこれらのシステムを壊したくないため、検証はここで終了した。幸いにも、この短時間の検証では焼損・融解は見られなかった。
今回の検証結果は明らかに『懸念事項』と言える。
おそらくは、件のRedditユーザーも一部のワイヤーだけに負荷が集中していたために、焼損・融解が発生したのではないかと思われる。
今回の検証では『懸念事項』というに留められており、断定まではされていませんが、特定のワイヤーにだけ負荷が集中していたことが焼損・融解に繋がった可能性があるとder8auer氏は述べています。
この検証を実際に1時間以上続けたらどうなるのか気になりますね。
いったいなぜこのようなことが発生するのか、そもそもこれは仕様通りの挙動なのか、それとも異常なのか、NVIDIAからの説明が求められます。
