「スマスイ」の愛称で親しまれた神戸市立須磨海浜水族園の跡地に整備された水族館「神戸須磨シーワールド」(神戸市須磨区)が1日、オープンした。初日から多くの人が訪れ、生まれ変わった水族館を満喫していた。(高田果歩)オープンした神戸須磨シーワールドで、シャチのショーを楽しむ人たち(神戸市須磨区で)=原田拓未撮影オープンした神戸須磨シーワールドで、シャチのショーを楽しむ人たち(神戸市須磨区で)=原田拓未撮影 最大の目玉であるシャチのショーは、初回から立ち見客が出る人気ぶり。シャチが高くジャンプしたり、尾びれで勢いよく水を飛ばしたりする度、客席から歓声が上がった。

 ショー会場の下部に設けられたレストランも盛況で、シャチを眺めながらの食事を楽しもうと行列ができていた。大阪府泉佐野市から訪れた女性(38)は「ショーとは違い、ゆったりと泳ぐ姿が見られて癒やされた」と満足していた。 多くの魚や水辺の生き物を展示する「アクアライブ」では、来館者が水槽に顔を近づけて観察したり、写真を撮ったりしていた。兵庫県尼崎市から来た中学1年生(12)は「どの水槽も自然を感じられてきれい」と目を輝かせていた。 開館前には記念セレモニーがあり、神戸市の久元喜造市長が「市民に長く愛されたスマスイの歴史を受け継ぎ、新しい神戸のランドマークとして多くの人に親しんでもらいたい」とあいさつ。運営する「グランビスタホテル&リゾート」の須田貞則社長は「地域とともに歩み続け、魅力ある海の街の創出へ努力していく」と話した。 当面の間は混雑が予想されるため、同館はチケットの事前購入を呼びかけている。水族館に併設する「神戸須磨シーワールドホテル」も同日オープンした。