6回2死2塁、丸が勝ち越しとなる適時2塁打を放つ(投手・上茶谷)=若杉和希撮影6回2死2塁、丸が勝ち越しとなる適時2塁打を放つ(投手・上茶谷)=若杉和希撮影 巨人6―2DeNA(セ・リーグ=28日)――巨人は六回に丸、佐々木俊輔(日立製作所)の連続二塁打で勝ち越し、八回に吉川の適時打などで加点した。堀田は2年ぶり白星。DeNAは3安打に終わった。

6回2死2塁、勝ち越しとなる2塁打を放ち、ベンチに向かってポーズをとる丸(28日)=黒瀬祐生撮影6回2死2塁、勝ち越しとなる2塁打を放ち、ベンチに向かってポーズをとる丸(28日)=黒瀬祐生撮影 快音から遠ざかっていた巨人の丸が、今季初めて1番で先発起用されて息を吹き返した。「僕をチームの歯車の一つとして考えてくれている。何とか応えたい」。シーズンMVP2度の実力者は意気に感じ、燃えていた。 先頭で迎えた三回、大貫の初球を積極的にスイングし、右前にはじき返した。28打席ぶりの安打が出て「つきものが取れた」。四回二死二塁に再び初球を捉えて中前へ先制打を放つと、同点の六回には右中間を破る勝ち越しの適時二塁打を放った。八回には犠飛でダメ押し点を挙げ、3安打3打点。前日まで球団ワースト記録の13試合連続3得点以下と貧打にあえいでいたチームを勢いに乗せた。 安打がなかった直近の出場7試合で計7四球(故意四球含む)を選び、試合前時点の出塁率は3割2分9厘。1番起用を提案した二岡ヘッド兼打撃チーフコーチは「何とか塁に出てくれればというのはあった」と信頼して送り出した。 米大リーグ・カブスの鈴木誠也はオフのトークイベントで、広島で同僚だった丸を「一喜一憂しない神」と評した。若手時代は結果が出ないと感情的になっていたという鈴木に対し、丸は「調子が悪くてアウトになるのは仕方ない。どうやってアウトになるのかを考えて打っていると、調子が戻ることもある」と心の持ちようを披露していた。 普段はひょうひょうとしている丸。試合後には「なかなかうまくいかないので苦しかった」と吐露したが、打席では「強く振れる球が来たら行こう」と積極的に仕掛けていった。感情の浮き沈みと向き合いながら、きっちり仕事は果たす。経験豊富なベテランは、やはり頼りになる。(井上雄太)5回1死満塁のピンチで登板し、牧を併殺打に仕留めてほえる堀田5回1死満塁のピンチで登板し、牧を併殺打に仕留めてほえる堀田
 
巨人・阿部監督
「(堀田が好救援し)もう、あれに尽きると思う。(1番で起用した丸は)いい働きをしてくれた。出塁率は良く、経験もたくさんあるので託した。(12安打で6得点に)いい形で追加点が取れていったので良かった」

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