星野リゾートが福井県勝山市の「かつやま恐竜の森」内に2027年9月10日開業を計画している「リゾナーレ福井」は、最上階のウェルネスフロアにサウナや大浴場、パノラマプールを備えた注目施設だ。恐竜化石の発掘拠点として知られる太古の自然環境の中に、大人の心身を癒やす本格的な温浴・サウナ空間が組み込まれる。
建物は地上8階、地下1階建て、延床面積約1万2684平米の規模を誇る。建築デザインは代官山T-SITEなどを手がけた「クライン ダイサム アーキテクツ」が担当し、周囲に生息するアカマツの松ぼっくりや地層をイメージした有機的なデザインが採用されている。
最上階の天空ウェルネスフロアが提示するサウナ体験
ホテルの最上階に配置される「パノラマ・ウェルネスフロア」は、高台から勝山の山並みや九頭竜川をダイナミックに見渡せる開放的なロケーションだ。ここにはサウナ施設のほか、大浴場、スパ、湯上りラウンジ、そして絶景と一体化するパノラマプールが整備される。
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サウナーにとって最大の関心事となるのは、最上階というロケーションを生かした外気浴アプローチである。山あいを渡る風を受けながら、眼下に広がる雄大な森林や河川を望む環境は、都市型サウナのルーフトップ空間とは一線を画する圧倒的な開放感をもたらす。
恐竜の森とサウナが融合する「太古のディープリラックス」
なぜこの施設におけるサウナの新設が特別な意味を持つのか。それは、単に設備としてのサウナを配置するだけでなく、「1億2000万年前の地層が眠るロケーション」そのものが外気浴や温浴体験のストーリーとして機能している点にある。
松ぼっくりをモチーフにしたオーガニック建築の中で発汗し、最上階で風と雄大な景色に包まれる一連のプロセスは、地球の歴史や自然の息吹を身体感覚として捉え直す体験となり得る。都市の喧騒から離れ、太古の時間を宿す森の空気を取り込む外気浴は、深い自律神経の調律とリフレッシュ効果をもたらすはずだ。
ファミリーリゾートにおける本格サウナの必然性
近年、サウナ業界では「宿泊×本格サウナ」の融合が進み、地方の大自然を活用したデスティネーション型サウナが急速に支持を集めている。北海道や長野の高原リゾートをはじめ、自然景観を前面に出した温浴拠点が定着しつつある。
従来のファミリー向けリゾートでは、サウナは浴場の一角にある補助的な設備にとどまるケースが多かった。これに対してリゾナーレ福井は、年間約130万人が訪れる「福井県立恐竜博物館」に隣接する立地でありながら、最上階の一等地にパノラマプールとサウナを備えたウェルネスフロアを置く設計をとっている。子供たちが恐竜の世界に浸る一方で、大人は最上階のサウナと絶景で本質的な「ととのい」を得られる構造となっており、ファミリーリゾートにおけるサウナの価値を一段上のレベルへ引き上げている。
「リゾナーレ福井」はどんなサウナーにお勧めか
リゾナーレ福井は、大自然の景観と一体化した外気浴を愛する「ネイチャーサウナー」や、家族・パートナーとの旅行で本格的なサウナ体験を諦めたくない層に特にお勧めだ。客室数が100室あり、定員も1〜6名まで対応しているため、グループや三世代での滞在にも適している。
さらにチェックアウト時間が正午12時に設定されているため、朝の澄んだ空気の中でサウナを楽しみ、余裕を持って余韻に浸ることができるのも大きな魅力だ。

編集部
ジョー
最上階にパノラマプールとサウナを並べる設計から、サウナーが求める「水風呂・外気浴の浮遊感」への理解が感じられる。恐竜博物館で童心に帰ったあとに、太古の森を見下ろしながら風に吹かれる体験は、日常のストレスをリセットしたいサウナーに強く刺さるはず。
リゾナーレ福井
開業日:2027年9月10日予定(予約受付開始は2027年4月予定)
所在地:福井県勝山市村岡町寺尾51-11(かつやま恐竜の森内)
階数・構造:地上8階、地下1階 ・客室数:100室(定員1〜6名)
主要設備:サウナ、大浴場、温泉、パノラマプール、スパ、湯上りラウンジ、レストラン、カフェ・ラウンジ、キッズルーム
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonarefukui/
