猛暑で手軽さ重視 ゼリーや総菜 岡山県内百貨店で中元商戦本格化

中元商戦が本格化している岡山高島屋の特設コーナー

 中元商戦が岡山県内の百貨店で本格化している。売れ筋のビールやハムのほか、近年の厳しい猛暑を背景に、涼を取れるゼリーやアイスクリーム、火を使わず食卓に出せる総菜といった詰め合わせをそろえ、売り込みを図っている。ピークは27、28日となる見通し。

 岡山高島屋(岡山市北区本町)は店頭に約700点の見本を置き、県産清水白桃のゼリーや同市内の牧場が手がけたアイスクリームのセットなどを展開。担当者は「暑さに加え、高齢化や少人数世帯の増加で、手間をかけずに飲食できる商品が好まれる傾向が高まっている」と話し、電子レンジで加熱するだけで食べられる冷凍コロッケや魚の西京漬けといった総菜も約70点を並べている。

 一部商品を早期割引する期間(30日まで)の最後の週末となる27、28日は、接客カウンターの稼働を通常の10台程度から18台に拡大できるようスタッフを増員。売り場は7月21日まで開設し、前年比2%増の売り上げを目指す。

 約1400点の見本を展示する天満屋岡山店(同表町)は、アイスクリームを含めたスイーツギフトやビールが好調。地元食材に焦点を当てた自社オリジナルギフト(14点)を推す中で、県産マスカットを使った飲むゼリーが人気という。同店は「贈答用だけでなく自分へのご褒美としての引き合いもある。多様なニーズを取り込んで売り上げを拡大したい」とする。7月20日までの会期で前年比2%増の売り上げ目標を掲げる。

 天満屋倉敷店(倉敷市阿知)は7月13日まで、同津山店(津山市新魚町)は8月3日まで売り場を設置している。(吉川瑠美)

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