ラインナップ Photo by Ed Sloane/World Surf League)

ニュージーランド、ラグラン、マヌ・ベイ(2026年5月19日火曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第4戦である「Corona Cero New Zealand Pro Presented by Bonsoy」において、本日、明日、明後日の競技はオフと決定した。

 

本日および今後数日間は波が小さく、選手たちにとって競技を行う機会がほとんどないため、ラグランのマヌ・ベイに次のスウェルが到着するまで、大会を待機状態とする決定が下された。

競技再開のネクストコールは5月21日(木)に行われ、5月22日(金)の開始が検討されている。

 

「予想通り、今朝マヌ・ベイに到着した際、海は凪いでいた」と、WSLツアー・競技担当VPのレナート・ヒッケルは語った。

「予報によると、このコンディションは数日間続く見込みだ。そのため、今後数日間は競技を中断し、木曜日の午後に再び状況を確認する予定だ。金曜日に開催できなくても、週末や大会期間の最終日には素晴らしい波が予想されているため、大会を完遂できると確信している。」

 

昨日の大会3日目は、1ヒートが行われた後、中止となった。早朝のフリーサーフィンでは2~3フィートの波が複数あり、ラウンド3の選手たちには十分なチャンスが与えられた。

しかし、競技が始まるとすぐに海は急に静まり返り、潮位が上昇し続ける中で波がほぼ止まりかけていることが明らかとなり、競技は一時中断せざるを得なくなった。

 

グリフィン・コラピント(USA)Photo by Ed Sloane/World Surf League)
グリフィン・コラピント(USA)Photo by Rambo Estrada/World Surf League)

 

男子ラウンド3のヒート1は、兄弟であるグリフィンとクロスビー・コラピント(USA)によるマッチアップとなった。

CTでの3度目の対戦となる今日のヒートは勝敗を決める一戦となり、難航するコンディションが続く中、兄のグリフィンが優位に立った。

2024年のベルズ・ビーチでグリフィンがファーストラウンドを制した後、今年のマーガレット・リバーのラウンド3でクロスビーがリベンジを果たしたが、今日、兄のコラピントは、なぜ自身がツアー屈指のバックハンド・サーファーと評されるのかを見せつけた。

 

クロスビーは体格の良さから大きなシングルターンを繰り出せたが、兄が見せたようなダイナミックなアプローチは見せられず、グリフィンが勝利した。

 

「このツアー期間中、お互いがファイナルデーに進めない相手になるって分かっているのは、確かにかなり奇妙な心理的なハードルだった。お互いに刺激し合っているからこそ、本当に残念だ。でも、これもゲームの一部なんだろうな」とグリフィンは語った。

 

「僕たち二人とも本当に情熱的で、お互いを大切に思っている。僕にとっては、マーガレットで彼に負けたことが大きな励みにになった。これで『よし、次は仕返しだ』と思えたから。あの試合に臨む時、絶対に勝てるという強い確信があった。前回の対決より、今回はもっと熾烈な戦いだったからだと思う。このコンテストにはぜひ勝ちたい。」

 

メディーナとトリードCredit: WSL / Andrew-Shield

 

大会が再開された時、最初のヒートは必見だ。ブラジリアンの世界チャンピオンであるガブリエル・メディーナ(BRA)とフィリッペ・トリード(BRA)が、2大会連続で対戦することになるからだ。

 

わずか2週間前のスナッパー・ロックスではトリードが優勢だったため、メディーナはマヌ・ベイの長いウォールでフロントサイドの攻撃を駆使し、勝利を収めて2026年シーズン4大会連続となるファイナルデー進出を決めたいところだ。

 

コール・ハウシュマン(USA)Photo by Rambo Estrada/World Surf League)

 

カリフォルニア出身のコール・ハウシュマン(USA)は、2026年CTシーズンのスタートは遅かったが、ここラグランでの早い段階でのヒート勝利から自信を得ている。

 

このパワフルなグーフィーフッターは、その自信を糧にさらなるヒート勝利を目指すことになるが、競技が再開された第3ラウンドのヒート6では、常に安定したパフォーマンスを見せるレオナルド・フィオラバンティ(ITA)を打ち破る必要がある。

 

アリッサ・スペンサー(USA)Photo by Rambo Estrada/World Surf League)

 

女子では、サンディエゴ出身のアリッサ・スペンサー(USA)は、クオーターファイナル進出を果たして自身のCT最高成績に並ぶことを目指しており、そのためにはクオーターファイナルヒート1で2026年の注目株であるガブリエラ・ブライアン(HAW)を破る必要がある。

 

タイラー・ライト(AUS) (Photo by Ed Sloane/World Surf League)

 

WSLワールドチャンピオン2度のタイラー・ライト(AUS)は、今大会で頭角を現しているソイヤー・リンドブラッド(USA)とクオーターファイナルHEAT 2で対戦する。

ライトはクオーターファイナル進出により今季最高成績を確定させた一方、リンドブラッドは2026年シーズン3年連続となる準決勝進出を目指している。

 

五十嵐カノア photo by Rambo Estrada/World Surf League
五十嵐カノア Photo by Ed Sloane/World Surf League

 

ラウンド3で日本の五十嵐カノアは、元世界王者のイタロ・フェレイラ(ブラジル)と対戦する。過去の対戦成績ではイタロがリードしている上、レフトの波はグーフィーフッターであるイタロに有利とされているが、カノアは自身のゲームプランに自信を見せている。がんばれ!カノア!

 

「Corona Cero New Zealand Pro Presented by Bonsoy」男子ラウンド3 残りのマッチアップ [HEAT 2~8]

HEAT 2:ガブリエル・メディーナ(BRA) vs. フィリッペ・トリード(BRA)

HEAT 3:リアム・オブライエン(AUS) vs. モーガン・シビリック(AUS)

HEAT 4:和井田リオ(INA) vs. アレホ・ムニーツ(BRA)

HEAT 5:ヤゴ・ドラ(BRA) vs. マルコ・ミニョ(FRA)

HEAT 6:コール・ハウシュマン(USA) vs. レオナルド・フィオラバンティ(ITA)

HEAT 7: イタロ・フェレイラ( BRA ) vs. 五十嵐カノア( JPN )

HEAT 8: ジャック・ロビンソン( AUS ) vs. ミゲル・プポ( BRA )

Corona Cero New Zealand Pro女子クオーターファイナルのマッチアップ

HEAT 1: ガブリエラ・ブライアン( HAW ) vs. アリッサ・スペンサー( USA )

HEAT 2:タイラー・ライト(AUS) vs. ソイヤー・リンドブラッド(USA)

HEAT 3:モリー・ピックラム(AUS) vs. ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)

HEAT 4:カリッサ・ムーア(HAW) vs. キャロライン・マークス(USA)

 

ライブ配信:Corona Cero New Zealand Pro Presented by Bonsoy

「Corona Cero New Zealand Pro Presented by Bonsoy」は、2026年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第4戦であり、2026年5月15日から25日までの期間に開催される。大会はWorldSurfLeague.comおよび無料のWSLアプリでライブ配信される。

 

詳細については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。

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