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「先生、練習メニューの説明で分からない部分があったので、もう一度指示をお願いします」。宮城・仙台育英高の運動場でラグビー部員のはきはきとした声が響いた。ニールソン武蓮伝(ぶれんでん)さん(48)が丁寧に説明を繰り返すと、活気ある練習にがらりと変化した。

「外人なんかに負けるな」とヤジも

教員の長時間労働の一因になっている部活動。少子化に伴うスポーツ人口の減少という課題を抱える現場を、外国出身者が指導者として支える。ニュージーランド出身のニールソンさんは1993年に同校に留学。高校2年生で全国大会に出場し「花園初の留学生」として注目された。大学を経て進んだNECでは日本一を経験し、日本代表にも選ばれた。結婚を機に日本国籍を取得し、引退後に母校へ戻った。いまは社会科の教員を務めながら、ラグビー部の指揮を執る。

33年前に来日したきっかけは、前向きなものではなかった。「父が転職で引っ越す中東に行きたくなくて、ちょうど来た留学話に飛びついた」。ラグビーができるし「ニンジャやサムライを見られるかも」という軽い気持ちだった。

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(産経新聞)

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