二プロは4月27日、医薬品製造子会社の二プロファーマが滋賀県栗東市に「近江工場一般注射剤棟(バイアル棟)」を竣工したと発表した。

<近江工場 一般注射剤棟(バイアル棟)>
20260427nipro - 二プロ/滋賀県栗東市の近江工場に一般注射製剤棟を新設

ニプロファーマ近江工場における第2期棟として建設したもので、平時は通常の注射剤製造を行う一方、感染症拡大など有事の際には、3か月で生産体制を整え、国の要請に応じて速やかにワクチン等の製造へ切り替えるデュアルユースが可能な設備を備える。

建設にあたっては、国内における医薬品製造の生産能力向上とおよびローバル水準の医薬品製造拠点を目指していたニプロファーマと、グローバルな要求事項に対応できる医薬品製造工場の充実を重視する中外製薬が協業。

ニプログループにとってはグローバルGMP製造体制の構築、中外製薬にとっては多様な製造オプションの確保という、両社の戦略に資する協業として提携合意に至った。

契約に基づき、設備設計、品質システムの構築および人材育成など多方面で中外製薬と連携しながら、グローバルに製品を供給できる工場を目指す。

■新工場概要
名称:ニプロファーマ近江工場一般注射剤棟(バイアル棟)
所在地: 滋賀県栗東市六地蔵145番地
敷地面積:10万6149m2(抗菌薬注射剤棟エリアも含む)
延床面積:2万4598m2
生産品目:医療用医薬品(バイアル製剤)
スケジュール:2026年4月竣工、8月稼働開始予定
生産能力:年間4770万本

Share.