生活協同組合連合会コープ自然派・オレンジコープ事業連合(コープ自然派)は4月22日、兵庫県加古川市に自走式ロボット(AGV集品システム)を活用した物流センター「コープ自然派 加古川センター」を開設、6月に本格稼働させる。

<コープ自然派 加古川センターの外観>
20260423co01 - コープ自然派/兵庫県加古川市にAGV活用の物流センター開設、6月に本格稼働

組合員に届ける商品のピッキング作業は、これまで一本のライン上を配送箱が順番に流れる方式で行っていたが、ピッキング対象でない箱も作業者の前を通過することから待ち時間が発生するという課題があった。

<AGV集品システム>
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新センターでは、ラインに代わりAGV集品システムを導入。必要な商品をピッキングする配送箱のみが作業者のもとに運ばれる仕組みにより、待ち時間を削減するとともに、ピッキングミスを低減させることでサービス品質が向上する。

組合員からの需要が継続的に増加する中、既存施設での対応が限界に近づいていたが、新センターは現在の需要に応えるだけでなく、将来的な増築やライン増設を見据えた設計により、現状の約2.2万オーダーから最大5万オーダーまで対応可能な拡張性を備えており、コープ自然派の今後の事業成長を支える中核拠点として位置付けられている。

低温環境(約10℃)で行われる作業に配慮し、ピッキング作業者の足元に床暖房を導入するなど、作業環境の改善を図っているほか、ロボットアームによる自動積み付け機を設置し、作業者の身体的負担を軽減している。

有機青果などの仕入れを行うグループ会社「コープ有機」専用バース(荷物の積み下ろしを行う停車スペース)と動線が確保されたほか、タマネギなどの野菜を長期保管するためのドライ庫を設置。青果の小分け作業を行うスペースも併設しており、就労支援の場としても積極的な受け入れを実施する。

■施設概要
施設名:生活協同組合連合会コープ自然派・オレンジコープ事業連合 加古川センター
住所:兵庫県加古川市平岡町土山192-2
敷地面積:1万6985.57m2
延床面積:8635.4m2
冷設範囲面積:6860.25m2
導入マテハン:AGV集品システム、袋掛け機、段積み機など

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