1年以内に倒産する確率が高い富山県内の企業は、2025年12月時点で1558社で、全体の9.6%に及ぶことが帝国データバンク富山支店の調べでわかりました。
【写真を見る】企業 9.6%に倒産リスク…1558社に上る【富山県】製造業でコスト増が深刻化、2025年12月時点の予測発表 帝国データバンク
調査の対象となったのは、倒産予測値が算出可能な富山県企業1万6257社です。このうち1年以内に倒産する確率が高い企業は1558社で全体の9.6%を占めています。前の年に比べると、65社、4.4%増えました。
■トランプ関税、原材料価格、人手不足など…
規模別では、従業員数「10人未満」が高リスク企業全体の78.0%を占めました。売上高「1億円未満」も全体の65.9%に上り、小規模企業が目立っています。
業種別では「製造業」が497社で最多、前年比64社・14.8%増でした。トランプ関税や円安、原材料価格の高騰、人手不足などによるコスト増が要因とみられます。
一方、「運輸・通信業」は前年比33社・22.3%減と改善しました。
■小規模企業を中心に倒産リスク高まる可能性
2025年に倒産した富山県内の企業は96件と2013年以来の高水準で、休廃業・解散を含めると600件を超えました。
帝国データバンクは、コロナ借換保証の返済が2026年9月にピークを迎えることや、中東情勢の悪化など外部リスクの重なっていることを指摘し、今後も小規模企業を中心に倒産リスクが高まる可能性があると分析しています。
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