スペイン・サンセバスチャン発の最新ウェイブプール技術「Wavegarden(ウェーブガーデン)」は2026年4月9日、オーストラリア・クイーンズランド州サンシャインコーストのグラスハウス・マウンテンズに建設予定のサーフパーク「Surf Farm(サーフファーム)」の公式テクノロジーパートナーに就任したことを発表した。

 

本プロジェクトは、Wavegardenにとってメルボルン、シドニー、パースに次ぐオーストラリア国内4カ所目の施設となり、東海岸では最大の「Wavegarden Cove」が誕生することになる。

 

 

 

Surf Farmチームメンバーのジョエル・パーキンソン
オーストラリア・クイーンズランド州サンシャインコーストのグラスハウス・マウンテンズに建設予定のサーフパーク「Surf Farm(サーフファーム)」

 

 

「Surf Farm」の開発チームは当初、空気圧式(pneumatic)の造波装置プロバイダーと提携していたが、厳格な技術的・財務的見直しの結果、Wavegardenの特許取得済み電気機械式(electromechanical)システムへの切り替えを決断した。

 

このシステムは、空気圧式と比較してエネルギー消費量を最大10分の1に抑え、年間200万~300万ユーロ(約3.3億〜4.9億円)の経費削減を可能にするという。さらに、初期のプール建設コストを抑えつつ、高いシステムの信頼性を誇ることが採用の決め手となった。

 

Wavegardenの最高商業責任者であるフェルナンド・オドリオゾラ氏は、「この規模のプロジェクトを成功裏に、かつ収益を上げながら進めるためには、当社の技術的優位性と、世界中で12のサーフパークを成功させてきた約20年の専門知識が不可欠であると気づく開発者が増えています」と述べている。

 

 

 

 

「Surf Farm」に導入されるのは、最新の62モジュールを備えたWavegarden Coveテクノロジー。これにより、初心者からエリートサーファーまで、あらゆるレベルのプロファイルに対応する、地域で最も多様でプログラミング可能な波の設定が可能になる。

 

 

ジョエル・パーキンソン

 

元世界チャンピオンであり、Surf Farmチームメンバーのジョエル・パーキンソンは次のように期待を寄せる。

 

「Surf Farmは、サーファーとより広いコミュニティのために、真に特別なものを創造するプロジェクトです。フルスペックの62モジュール構造を導入することで、オーストラリア東海岸で最も先進的なWavegardenのセットアップとなります。

初心者も、家族連れも、エリートサーファーも、誰もが同じワールドクラスの環境を共有できる、この地域にとってゲームチェンジャーとなるプロジェクトです」

 

 

 

「Surf Farm」は単なるウェイブプールにとどまらず、プレミアムなサーフィン体験と、飲食、小売、コミュニティスペース、イベントプログラムをシームレスに統合し、地元コミュニティと国内観光客の双方に向けた、年間を通じて楽しめる活気あるレジャー施設を目指している。

 

オーストラリア屈指のサーフカルチャーの中心地であるサンシャインコースト。その魅力をさらに高める「Surf Farm」は、今年後半の着工を予定している。

 

2032年7月23日(金)から8月8日(日)まで開催されるブリスベン・オリンピック。この施設はブリスベン五輪を視野に入れているのだろうか。

パーコの親友である元世界チャンピオンのミック・ファニング。彼も新しい別のプールを後援しているようで、ウェイブプール・マーケットが白熱。オリンピックサーフィンが人工波で行われる日が、ついに来るのだろうか?今後の展開にご注目ください。

 

https://www.surffarm.com.au/