公開日時 2026年04月09日 06:00更新日時 2026年04月09日 06:44
![]()

沖縄県春季大会決勝
この記事を書いた人
![]()
高辻 浩之
高校野球の第73回県春季大会(県高校野球連盟主催、琉球新報社共催)最終日が8日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で決勝が行われた。ノーシードから勝ち上がった興南と、第2シードのエナジックスポーツが対戦した。
序盤から1点を争う好ゲームとなった決勝。興南の先発は後藤葵季。キレのあるスライダーを武器に奪三振を重ね、5回まで1安打に抑える。対するエナジックの先発は、花田琉空。緩急を付けた投球で打者に的を絞らせず、要所、要所を締め、得点を許さない。
均衡を破ったのは、興南。5回裏、エナジックの2番手・大城勇太を攻める。四球と送りバントでツーアウト2塁のチャンス。ここでバッターは上野隼。右中間を破るタイムリーを放ち1点を先制する。
なおも走者2塁のピンチで、エナジックは大野世織へと継投する。大野は続く打者をセンターフライに打ち取り、ピンチをしのぐ。
大野はその後も、落差のあるチェンジアップで打者を翻弄(ほんろう)。興南打線に追撃を許さない。
1点を追うエナジックは6回表、好投を続ける興南・後藤を捕らえる。ワンアウト2塁で打席には2年の玉城成琉。鋭い打球でレフト前にはじき返し、1対1の同点に。試合を振り出しに戻す。
互いに譲らず、試合は延長タイブレークへ。先攻のエナジックはノーアウト満塁で宮城萌。放った打球はレフト大城寛泉の前に上がり、大城は飛び込んで捕球する。2塁へ送球の間に、3塁ランナーのエナジック富盛恭太が本塁に突入し生還、ついに1点をリードする。
その裏、エナジックは代わったピッチャーの川崎大翔が140キロ台の速球で抑え込み、ゲームセット。エナジックが2年ぶり2度目の優勝を果たした。
優勝したエナジックは12日、夏の第1シードをかけて、センバツ甲子園出場の沖縄尚学と対戦する。
