[北京/東京 30日 ロイター] – 中国は30日、高市早苗首相の側近で、超党派の議員連盟「日華議員懇談会」会長を務める古屋圭司衆議院議員に制裁を科した。「台湾独立勢力との結託」が理由だとしている。
中国外務省によると、古屋氏の中国入国を即日禁止するほか、同国における資産を凍結するという。
古屋氏はこれまで台湾を繰り返し訪問しており、直近では今月に台北で頼清徳総統と会談した。
中国外務省は、古屋氏が中国の強い反対を押し切って台湾を訪問したとして、台湾の「分離主義勢力」と共謀していると指摘。また、同氏の行為は「中国の内政に深刻に干渉しており、中国の主権と領土の一体性を著しく損なうものだ」と非難した。
共同通信によると、古屋氏は中国の制裁措置について反発。国会内で記者団に対し、中国本土には数十年間訪れておらず、資産も一切保有していないと述べた。
尾崎正直官房副長官は午後の会見で「同議員の言動等を理由として、中国側が自らと異なる立場の者を威圧するかのような一方的措置を取ることは断じて受け入れられず、日中関係の観点からも極めて遺憾だ」と述べたうえで中国側に対して外交ルートで申し入れを行い、速やかに措置を撤回するよう求めたことを明らかにした。
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