アストンマーティン・ホンダからF1世界選手権に参戦するランス・ストロールが、4月11日(土)にポール・リカール・サーキットで開催されるGTワールドチャレンジ・ヨーロッパの開幕戦に参戦することが決定した。
F1ドライバーとしてはシーズン中の異例の参戦となるが、中東情勢の悪化に伴いバーレーンGPおよびサウジアラビアGPが中止となったため、4月のF1カレンダーは約1か月間の空白期間となっている。
今回ストロールは、2015年にマルシャからF1に13戦出走したロベルト・メリ、そしてアストンマーティンの育成ドライバーであるマリ・ボヤと共に、ベルギーを拠点とするComtoyou Racingの18号車アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3 EVOをドライブする。
Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited
パドックを歩くランス・ストロール(アストンマーティン・ホンダ)、2026年3月8日F1オーストラリアGP(アルバート・パーク・サーキット)
ストロールにとっては、これがGTレース初出場となる。F1デビュー前にIMSAスポーツカー選手権で2度にわたってデイトナ24時間レースに出場しているが、いずれもプロトタイプカーであり、市販車ベースのGTマシンでのレース経験はない。
2016年のデイトナ24時間では、チップ・ガナッシ・レーシングから参戦し、アレックス・ブルツ、ブレンドン・ハートレー、アンディ・プリオールと組んで総合5位に入った。2018年には、フェリックス・ローゼンクビスト、ダニエル・ジュンカデラ、ロビン・フラインスと組み、ジャッキー・チェンDCR Jotaから参戦し、クラス11位という結果を収めた。
なお、ポール・リカールでの開幕戦では、MotoGP界のレジェンド、バレンティーノ・ロッシもステアリングを握る。2025年はWECに軸足を置いていたが、ロッシは今年、Team WRTからGTワールドチャレンジにフル参戦する。
