
写真はバチェレ元大統領。2022年8月、ジュネーブで撮影。REUTERS/Pierre Albouy
[サンティアゴ 24日 ロイター] – チリは24日、次期国連事務総長選挙でバチェレ元大統領への支持を撤回した。一方、バチェレ氏は立候補を撤回しない考えを示した。
チリ政権は11日のカスト大統領就任を受けて急速に右傾化。カスト氏は、バチェレ氏の次期国連事務総長候補への指名を左派のボリッチ前大統領が支持したのは誤りだったと述べている。
外務省は声明で、バチェレ氏の立候補は実現不可能で、当選の見込みはないと述べる一方、選挙過程ではいかなる候補者も支持しないと表明した。
バチェレ氏は、グテレス事務総長の後任を選ぶ選挙で有力候補の一人。24日の声明でブラジルとメキシコの政府から支持を得て立候補を続ける考えを示し、「このレベルの立候補は決して容易ではないが、私の人生を形作ってきた価値観と原則に導かれ、この挑戦に責任と確信を持って臨む」と言明。一方で、「新政権の発足に伴い外交政策が変化することは理解している」と述べた。
バチェレ氏はチリ初の女性大統領で、2018─22年に国連人権高等弁務官を、10─13年に国連女性機関事務局長を務めた。
次期国連事務総長の任期は27年から5年間となる。
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