【写真を見る】大雨災害で失われた「桜づつみ」復活へ 桜を守る活動にアプリで参加 住民と行政・企業が一体に=静岡・磐田市

■AI技術でサクラの健康診断 「元気度は『普通』、推定樹齢15年」

<岩崎大輔記者>
「サクラが咲いてますね。まだちょっと早いかな、1分咲きか2分咲きといったところですけれど、便利なアプリがありますのでちょっと写真を撮ってみたいと思います。結果がでました。この桜の元気度は『普通』だということです」

「桜AIカメラ」。キリンが取り組む桜の保全活動「晴れ風ACTION」のアプリに搭載されています。写真を撮るだけでサクラの健康状態や樹齢が判定されます。

<岩崎記者>
「350mlの缶と一緒に撮影すると、幹の太さや樹皮の状態から樹齢が判定できるそうです。推定樹齢15年と出ました」

独自のAI技術で判定し集まったデータは全国のサクラを守るデータベースになるということです。

■2年連続の水害が奪った景色「サクラのない時期はなかった」

磐田市豊岡地区敷地川の桜づつみです。

かつての「桜づつみ」。長年にわたって川沿いのサクラが地元の人たちに親しまれてきました。しかし、敷地川では2022年と2023年に2年連続で大雨災害が発生し堤防が決壊しました。

<地元の人>
「大雨の時はもうそれこそ道とか、いろんな所に全部泥が出ていて、それを地域の皆で掃除しながら取っていくのが1番大変でした」

その後、河川の改修工事が必要となり、多くのサクラが伐採されました。

<地元の人>
「僕らが生まれてからずっとサクラのない時期はなかったので、ここの間だけがサクラが無くなるのはやっぱり寂しいかなと」

■「きれいに育ってほしい」次世代へ繋ぐ26本の苗木

桜づつみを復活させたい。3月7日、磐田市は県さくらの会と合同で植樹祭を行いました。地元住民など約120人が参加し、ソメイヨシノのかわりに病気に強い品種ジンダイアケボノを26本植えました。