同イベントは、国内最大級のクリエイティブの祭典「TOKYO CREATIVE SALON 2026」の一部として実施。東京独自のファッションとヴィンテージの価値を発信することを目指し、「ジャンティーク(JANTIQUES)」や「ベルベルジン(BerBerJin)」など国内外から100ブースが集まるマーケットや、希少アイテムを出品するオークションなどを行う。

 Regular Vintage Fashion Showは、スタイリストの原田学と「デプト(DEPT)」オーナーのeriが共作。あえて希少なスペシャルヴィンテージではなく、より手頃なレギュラーヴィンテージのみで構成した。アイテムは、「古着屋JAM VINTAGE&SELECT」や「ウィゴー(WEGO)」などが提供。日常に根ざした手に取りやすい古着を用いて、現代のトレンドや美意識を表現することで、ヴィンテージの新たな可能性を示すことを目指したという。

 ファーストルックは、鮮やかな赤のシャツにスカーフを袈裟懸けにしたスタイル。フリンジを全体にあしらったパンツやカフスのようなレザーバングル、ベロア調の虎柄のパンツに重ねたレザーチャップス(カウボーイが使用したオーバーパンツ)など、多彩なテクスチャーの組み合わせが目を引いた。

 そのほか、パファージャケットをテーラードジャケットのインナーに使用したり、タンクトップをベストとしてシャツに重ねるなど、意外性のあるレイヤードのアイデアを提案。フリル付きシャツにバックパック、テーラードスーツにトレッキングブーツを合わせるといった着こなしからは、昨今のハイ&ローのトレンドも感じられた。

 また、古着の定番であるレタードカーディガンをターバンのようにヘッドウェアとして用いたほか、ラグをラップスカートとして着用するなど、モノを本来の用途や文脈に捉われない自由な表現を披露した。

 Tokyo Vintage Fashion Weekは、3月15日まで3日間にわたり開催。3月14日にはスタイリストの三宅陽子がデザイナーズブランドのアーカイヴアイテムを横断的に提案する「Future Vintage Fashion Show」を、3月15日には文化服装学院の学生が販売基準に満たない古着をアップサイクルする産学連携企画「Bunka Fashion College Fashion Show」を行う。いずれも観覧は無料。

■「Tokyo Vintage Fashion Week」
会期:2026年3月13日(金)〜15日(日)
場所:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル三角広場
入場:無料
公式サイト

■「Future Vintage Fashion Show」
日時:2026年3月14日(土)開場 15:00、開演 15:30

■「Bunka Fashion College Fashion Show」
日時:2026年3月15日(日)開場 14:30、開演 15:00

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Tokyo Vintage Fashion Weekのファッションショー「Regular Vintage Fashion Show」

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スタイリスト原田学と「デプト」オーナーのeri

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