栃木シティ 写真:アフロスポーツ

 J2・J3百年構想リーグEAST-A第5節の栃木シティ対ザスパ群馬が8日、CITY FOOTBALL STATIONで開催。一部アウェイサポーターの掲げた横断幕の内容や、栃木の大栗崇司代表取締役社長によるSNS投稿が話題を呼びなか、CITY FOOTBALL STATIONの“アウェイ環境”を巡る議論が再び白熱している。

 きっかけのひとつとみられるのが、群馬戦での出来事だ。試合はPK戦の末に群馬が勝利したが、スタンドではある横断幕が掲げられていた。そこには「チケット+鳥めし+ビール=3400円 正田スタへのご来場おまちしております」といった文言が記されていたとされ、その様子を写した画像がXで拡散。内容の意図や受け止め方を巡り、様々な見方が広がった。

 さらにこの出来事に関連するとみられる形で、大栗社長の“Xサブアカウント”におけるSNS投稿も注目を集めた。投稿では「ネタで済むわけではない」といった趣旨の内容が記されており、横断幕との関連を指摘する声も出ている。

 こうした一連の動きの中で、改めて話題となっているのがスタジアム設備の差だ。SNS上では、ホーム側ベンチがクラブロゴ入りの独立シートであるのに対し、アウェイ側は背もたれのない椅子であるように見える場面を捉えた画像が拡散。選手が地面に近い位置に座っているようにも見えるとして、設備の違いを指摘する声が広がった。

 同スタジアムを巡っては、以前からアウェイ側の環境が話題になることがあった。2025シーズンのJリーグ参入直後にも、アウェイ側ゴール裏のスペースや設備の簡素さがSNSで注目され、ホーム側との違いに関心が集まった経緯がある。また、開幕戦で対戦したSC相模原のシュタルフ悠紀リヒャルト監督(当時)が試合後にベンチ環境の違いについて言及したこともあり、クラブ運営やスタジアム設計の在り方が話題となった。