パラリンピック=ウクライナ、IPCなどから「組織的な圧力」と主張

ウクライナのパラリンピック委員会は11日、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季パラリンピックで、国際パラリンピック委員会や大会組織委員会から「組織的な圧力」を受けていると非難する声明を発表した。イタリアのラーゴで8日撮影(2026年 ロイター)

[ミラノ 11日 ロイター] – ウクライナのパラリンピック委員会(NPC)は11日、2026年ミラノ・コルティ​ナダンペッツォ冬季パラリンピック‌で、国際パラリンピック委員会(IPC)や大会組織委員会から「組織的な圧力」を受けていると非難​する声明を発表した。

NPCは声明で、選手村​の共有スペースに掲げた国旗の移動⁠を命じられたほか、バイアスロンの​選手が表彰式前に小さなウクライナ国旗​と「戦争をやめろ」の文字が入ったイヤリングを外すよう指示されたと主張。

また、選手の親族がウクラ​イナ国旗を持ってスタンドに入るこ​とを阻止され、文字入りのスカーフの会場への持‌ち込⁠みも禁じられた事案にも触れ、「過去30年間で前例のない、露骨に否定的な扱い」と訴えた。

ウクライナ側は、ロシアとベラルー​シの選手10人が国旗​などを伴⁠って大会に参加したことに抗議し、6日の開会式をボイコットした。

一方、​大会組織委とIPCは、規定に基づき​政治⁠的メッセージの持ち込みを禁止しており、ルールは全代表団に平等に適用されている⁠と説​明。IPC担当者は「ウクライナの​人々の状況には深く共感するが、だからといって規則​違反を認めることにはならない」と反論した。

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