
白井一幸氏
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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の23年大会で、侍ジャパンのヘッドコーチを務めた白井一幸氏(64)が、5日放送の日本テレビ系「世界一受けたい授業×ワールドベースボールクラシック 2時間SP」(後7・00)に出演し、前回大会の大ピンチを振り返った。
白井氏は勝つためのメンタル術を4つ披露。そのうちの一つが「諦めるなという言葉はいらない」というものだった。「我々、ピンチになるとどうしても諦めるな、諦めるなと言いたくなるとは思いますけど、実はこの言葉には全く意味がありません」。さらに「諦めるなよという人は、既に自分が諦めモードになっている人の言葉なんです。諦めモードが伝染していく」と、理由を説明した。
白井氏によると、大会中も、最も苦戦した試合は準決勝のメキシコ戦だったという。準決勝で、常に先手を許す展開。9回、最後の攻撃も1点リードされて迎えた。そんな時、チームメートに激励の一言を放ったのが、大谷翔平投手だったという。
「諦めるなよって言葉が飛び交いそうな時、大谷選手は全く違う言葉でチームの雰囲気を一気に変えてくれた」。9回に先頭打者として打席に向かう前に、大谷が放った一言だったという。
「“そんな簡単に世界一になったら、おもしろくないと思わない?こういうのがあるから、世界一って価値があるんだよ。これから俺、塁に出て来るから、後はみんなよろしくね”って」
予言通り、大谷は初球をフルスイング。右中間を割る二塁打で、劇的な大逆転の布石を打った。白井氏は「彼の中に諦めモードとか、不安はなかったんですよ」と回顧。スタジオからも「有言実行だなあ」と感心の声が聞かれた。
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