大阪信愛学院(大阪市城東区)では、オーストラリアの姉妹校(Lowther Hall Anglican Grammar School)との交流30周年を迎える本年、同校から2名のターム留学生を迎え、授業参加や家庭での交流を行いました。留学生と、彼女たちを受け入れたホストファミリーおよびバディ生徒へのインタビューを通して、国や文化の違いを越えて育まれた学びと成長の様子を紹介します。

今回来校したのは、ニコルさん、ミーアさんの2名。ともに2025年9月に初来日し、今回は2回目の来日となりました。
来日前の気持ちについて、ニコルさんは来日をとても楽しみにしていたと話します。一方ミーアさんは、緊張する気持ちはあったものの、到着後すぐにあたたかく迎えられ、安心したと振り返ります。
実際の学校生活では、日本人生徒と同じように授業に参加しました。
ミーアさんは「先生の話すスピードについていくのが難しかったですが、とても楽しかったです。書道など、日本文化に触れる授業も印象に残っています」と語ります。
ニコルさんは、地理の授業で行ったグループワークを挙げ、「オーストラリアの歴史や食べ物、スポーツについて発表しました。信愛の生徒も先生もとても優しかったです」と笑顔を見せました。

2人が再び来日した理由には、人とのつながりがありました。
ミーアさんは、2025年9月の留学を終えてオーストラリアに戻った際、ホストファミリーに会えなくなり、強い寂しさを感じたそうです。2025年12月に再び来日した際には、「おかえり」と声をかけてもらい、とても嬉しかったと話してくれました。
ニコルさんも、大阪信愛学院でできた友人にもう一度会いたかったことが、再来日の大きな理由だったと語ります。

ホストファミリーや友人との日常の交流は、心に残る思い出となっています。
ニコルさんは、ホストファミリー宅で行われたクリスマスパーティーや福井県へのスキー旅行を挙げ、ミーアさんは、小学生と幼稚園生のホストファミリーの子どもたちに英語の絵本を読んだことや、友人たちと京橋に出かけたこと、ラーメンのおいしさに感動したことを楽しそうに語りました。

ニコルさんを受け入れたホストファミリーの矢島葵さん(高校3年)は、今回が4回目の留学生受け入れとなりました。
矢島さんは、もともと留学に関心があったものの、高校1年生の頃は一歩踏み出す勇気が出なかったため、まずはホストファミリーとして留学生を迎えることに挑戦したと話します。
留学生を迎えたことで、家庭内にも変化が生まれました。弟が英語を積極的に話そうとするようになり、家族同士の会話も増え、家庭内のコミュニケーションがより活発になったそうです。

また、ミーアさんの学校生活を支えたバディ、小山日眞梨さん(高校2年)は、クラス全体でミーアさんを受け入れ、自然に馴染んでいく様子が印象的だったと振り返ります。焼き芋を一緒に食べた時間も、思い出の一つです。

矢島さんは、自身が高校2年生のときにラザホールへ留学した経験を踏まえ、姉妹校交流の意義について次のように語ります。
「大阪信愛学院に来ていなければ、ホストファミリーや留学といった経験はできなかったと思います。」
留学生との交流を通して、英語学習への意欲も高まり、語学系の資格試験にも積極的に挑戦するようになりました。大学でも留学に挑戦したいという目標を持っています。

最後に、これからホストファミリーに挑戦する後輩へ、こうメッセージを送りました。
「挑戦する前は不安もあると思いますが、やってみると本当に良い経験になります。英語に触れる機会も増えて、自分自身の成長を実感できました。」

大阪信愛学院では、2026年9月に姉妹校交流30周年を記念した式典を予定しています。
生徒一人ひとりの体験を通して育まれてきた交流は、これからも未来へと受け継がれていきます。

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