
写真はウクライナのゼレンスキー大統領。2月24日、キーウで撮影。REUTERS/Valentyn Ogirenko
[2日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、ロシア軍は昨年掲げた目標を達成できなかったとし、今後計画している前進を実現するのも困難との見方を示した。
首都キーウ(キエフ)で記者団に対し、ウクライナがロシアの2026─27年の計画を示す地図を入手したと明らかにした。ただ、計画は達成可能ではないとし、「現実とは何の関係もない」地図だと指摘した。
東部全域と南部地域を占領するというロシアの計画は変わっていないが、同国は南東部の都市ドニプロ(ドニエプル)に向けた進軍も目指し、黒海沿岸の南部オデーサ(オデッサ)州でどのように前進するかについても検討中だとした。
ゼレンスキー氏は「われわれは彼らの意図を理解している。東部、特にドネツク州とルハンスク州の占領という方針は現在も変わらない」としたほか、「彼らはザポロジエ州方面やドニプロ市方面への進攻を継続したいと考えている。また、困難だがオデーサ州にも目を向けている」と述べた。
その上で、ウクライナは現時点で「彼らが地図で示された任務を達成する能力を有しているとは認識していない」と述べた。同時に、状況はウクライナへの武器供給と国内生産の状況次第だとした。
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