メキシコ市(CNN) メキシコの麻薬組織「ハリスコ新世代カルテル(CJNG)」のリーダーとして最重要指名手配されていたネメシオ・オセゲラ容疑者(通称「エルメンチョ」)が22日、メキシコ軍の作戦によって死亡した。
米麻薬取締局によると、元警官のオセゲラ容疑者率いるCJNGは、メキシコ国内で「最有力かつ最も凶暴な犯罪組織」の一つだった。
メキシコ軍は西部ハリスコ州のタパルパで作戦を展開。これを受けて複数の州で暴動が起き、犯罪組織のメンバーと思われる容疑者らがバスや商店に放火したり、治安部隊と衝突したりした。
犯罪グループによるものとみられる放火が行われたプエルト・バヤルタ市(Annie Garcia/Obtained by CNN)
メキシコ国防省は、米当局から今回の作戦を支える「補足情報」の提供を受けたと説明。米国防当局も、関係機関で構成する麻薬組織対策の合同タスクフォースが今回の作戦で「役割を果たした」ことを確認した。
1月に設置された同タスクフォースは、米北方軍を通じてメキシコ軍と連携し、米国とメキシコの国境周辺で麻薬組織対策を展開していたという。
メキシコ国防省によると、今回の作戦ではCJNGメンバーと政府軍が銃撃戦を展開し、CJNGメンバー4人が現場で死亡した。

放火された車両で封鎖された道路に派遣された警官/Gilberto Gallo/Reuters

検察庁前で歩行者に退去を求める治安要員=メキシコ市/Ginette Riquelme/AP
