
西大寺会陽=21日午後10時
西大寺観音院(岡山市東区西大寺中)で21日夜に開かれた裸祭り「西大寺会陽」(国重要無形民俗文化財)で、裸衆として参加していた男性3人が意識不明の重体となった。岡山県警は22日、3人について岡山市の58歳と47歳、美作市の42歳と発表。宝木(しんぎ)争奪戦の最中の事故とみられ、県警が当時の詳しい状況を調べている。
宝木投下は21日午後10時。県警によると、同14分ごろに「人が倒れている」との情報が現地の消防警備本部に入り、宝木が投下された本堂大床から下りる階段の南側で2人、西側で1人が意識不明の状態で順次見つかり、岡山市内の病院に搬送されたという。3人はそれぞれ別々に参加していたとみられる。
会陽には裸衆約1万人(主催者発表)が参加。消防などによると、重体の3人以外にも男性3人が負傷して搬送された。
会陽は室町時代の1510年に始まったと伝わる。裸衆が宝木を激しく奪い合い、日本三大奇祭の一つと称される。1987年と2007年に参加者が死亡している。
