「楽天ファッション・ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)2026 A/W」(主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構[JFWO])が3月16〜21日に東京・渋谷ヒカリエを主会場に開かれる。30ブランドによる公式デザイナーショーに、パートナーシップショーを加えた計33のフィジカルショーを行う。冠スポンサーの楽天グループが主催するデザイナー支援プロジェクト「by R」は今回、アニエスベー(agnès b.)とタッグを組む。
楽天ファッション・ウィーク東京 2026 A/W 33ブランドがショー実施 「by R」はアニエスベーと協業
JFWO事務局長の古茂田博氏は17日に都内で開いた会見で、前回の2026S/S展同様、公式プログラムはフィジカルな形式に限定すると強調した。公式ショーでは、ヴェトモン創業メンバーでもあるアラン・ポール氏によるALAINPAUL、2026春夏から馬場賢吾氏がシンデザイナーを務めるズッカ(ZUCCa)などがコレクションを披露。パートナーシップ枠には、3つの海外団体(中国国際ファッションウィーク、バンクーバー・グローバルファッション・コレクティブ、台湾セレクト)参加する。会期に先立つ3月15日には、東京都とJFWOが主催するTOKYO FASHON PRIZEを受賞した「YOKE」デザイナーの寺田典夫氏による凱旋ショーも実施する。
冠スポンサーの楽天グループが主催するデザイナー支援プロジェクト「by R」は、アニエスベーとタッグを組む。3月17日にショーをするほか、限定商品の販売なども予定しており、グループのアセットを活用してエンドユーザーへの接点拡大を図る。
会見では、ファッション・ウィーク期間前に発表するブランドが増えている現状についても説明した。古茂田氏は、縫製を含む生産キャパシティの制約に加え、素材調達が長期化し「5〜6カ月単位で時間がかかる」状況があると指摘。加えて、SNSやインフルエンサーを含む発信環境が変化し、ブランドがB2Bに加えてB2Cへ直接届ける必要性が高まっていること、バイヤー側の予算確保が前倒しになっていることなどを背景に挙げた。
同氏は、会期中での発表を推奨しつつも、「我々はプロフィットを追うだけではなく、繊維産業・ファッションブランドの成長を支援する基盤となることがミッション」と説明。会期外で発表するブランドに対しても、情報集約や発信支援など、ウェブを通じた連携・サポートを提供する方針を示した。
取材・文・写真/戸田美子
戸田美子
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