Binary Haze Interactiveは2月12日、『TOKYO SCRAMBLE』を発売した。対応プラットフォームはNintendo Switch 2。価格は税込3278円。本作は『Ender』シリーズを手がけた同社による完全新作タイトルだ。

『TOKYO SCRAMBLE』は、絶望的な状況から生き残るため、地下世界から脱出するサバイバルパズルアクションゲーム。ある日、主人公のアンは首都圏全土を襲う大崩落に巻き込まれてしまう。彼女が落ちた先は、東京の直下に人知れず存在していた地下世界「Zipang」。その世界には、独自の進化を遂げた恐竜の子孫「Zino」が存在していた。Zinoの脅威が迫る中、アンは生き残るためにZipangからの脱出を目指す。

本作の主人公アンは、強靭な肉体をもつZinoにとって格好の獲物であり、逃げるために走るとすぐに息切れしてしまうような至って普通の女の子だ。そんな彼女が弱肉強食のZipangで生き残るため、Zinoの視線や物音に注意を払い、危険を察知して隠れたり、時には環境を利用してZinoを撃退したりするステルスアクションゲームとなっている。

Zinoの中には、機敏な動きで獲物に襲い掛かるゴブリンや、異常な聴力をもつバッドバットなど、それぞれ特徴のある進化した恐竜が存在する。そんなZinoの危機から、プレイヤーは機転を利かせて逃れることになる。とはいえ、普通の人間であるアンが体ひとつでZinoに立ち向かうことは不可能である。

そこでアンが持つ特殊デバイス「ダイアナ」を駆使し、敵の目をくらませるフラッシュやおびき寄せるアラームなどを使って、Zinoを出し抜いていく。また、ダイアナは自動販売機や信号機、観覧車やクレーンなどの巨大な装置へのアクセスが可能。Zipangに打ち捨てられているショベルカーを使って、物理的にZinoを撃退するシーンも存在するようだ。こういったかたちでアイテムや環境を利用して生き残るというシステムが、本作のサバイバルパズル要素となっているのだろう。

そして、本作の舞台であるZipangのロケーションは、現代の日本がベースとなっている。街中や地下鉄、ショッピングモールのような建物に遊園地などが登場するようで、廃墟探索のような雰囲気も味わえる。また、本作にはアンのほか、彼女の兄レイなど、ほかの人物も登場。アンの脱出だけではなく、4人の若者たちの青春ドラマもチャットを通して描かれるそうだ。

本作の開発を手がけたアドグローブは、Binary Haze Interactiveとタッグを組み、『エンダーリリーズ』などの『Ender』シリーズを生み出したデベロッパーだ。本作のプロデューサーを務めた山本真氏によると、本作は新たな挑戦となる作品であるという。2Dアクションとキャラクターの成長やプレイテクニックの上達といった楽しみ方をもつ『Ender』シリーズに対し、『TOKYO SCRAMBLE』は3Dアクションを採用。また、キャラクター育成よりも、プレイヤーの思考や感覚を生かしたプレイングを重視しているゲームとなっており、同タッグの新機軸を目指した作品とのことだ。

『TOKYO SCRAMBLE』は、Nintendo Switch 2向けに本日発売。価格は税込3278円。