2026年2月11日、バーレーン・インターナショナル・サーキットでF1公式プレシーズンテストが開幕。全11チームが集結した初日午前のセッションでトップタイムを記録したのは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。

ターン1でロックアップを喫し、タイヤスモークを上げる場面もあったが、走行プログラムはおおむね順調に進行。自社製パワーユニットを初搭載した「RB22」で56周を走り込み、1分35秒433をマークした。

午前中に最も多くの距離を走ったのは、バルセロナ・シェイクダウンを欠席し、出遅れが懸念されていたウィリアムズだ。カルロス・サインツはセッション開始直後から周回を重ね、77周を走破。チーム代表ジェームズ・ヴァウルズが口にした「6日間で挽回できる」との言葉を裏付けるかのような、力強い滑り出しを見せた。

サインツに続いたのは、レーシング・ブルズのアーヴィッド・リンブラッドだ。18歳のルーキーながら大きなミスなく75周を走破し、バーレーンGPのレースディスタンスを超える距離を走り込んだ。

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は一時、リンブラッドの背後につき、追走時の感触を確かめるように周回。ターン10でエスケープゾーンに飛び出し、さらにターン1でスピンする場面もあったが、4番手タイムを記録した。

注目のアストンマーティン・ホンダは、ランス・ストロールが「AMR26」をドライブ。33周を走り込み、10番手タイムを記録した。依然として基礎的な確認作業を中心としたプログラムを組んでいるとみられる。

The moment it all comes together.#AMR26 pic.twitter.com/11fqvns4jF

— Aston Martin Aramco F1 Team (@AstonMartinF1) February 11, 2026

バルセロナで信頼性の問題に直面していたアウディは、刷新された新型サイドポッドとノーズを投入。ガブリエル・ボルトレートが49周を走り込み、フェルスタッペンから3.438秒差の8番手タイムをマークした。

セッション開始から約2時間後、フランコ・コラピント(アルピーヌ)がコース上でマシンを停止させ、本テスト初の赤旗が提示された。1時間ほどでコースに復帰したが、その影響は小さくはなく、周回数は全車最少の28周にとどまった。

Pos
Driver
Team
Time
Gap
Laps

1
マックス・フェルスタッペン
レッドブル
1:35.433
0.000
65

2
オスカー・ピアストリ
マクラーレン・メルセデス
1:35.602
0.169
54

3
ジョージ・ラッセル
メルセデス
1:36.108
0.675
56

4
ルイス・ハミルトン
フェラーリ
1:36.433
1.000
52

5
エステバン・オコン
ハース・フェラーリ
1:37.169
1.736
64

6
アーヴィッド・リンブラッド
レーシングブルズ・RBPT
1:37.945
2.512
75

7
カルロス・サインツ
ウィリアムズ・メルセデス
1:38.221
2.788
77

8
ガブリエル・ボルトレート
アウディ
1:38.871
3.438
49

9
バルテリ・ボッタス
キャデラック・フェラーリ
1:39.150
3.717
49

10
ランス・ストロール
アストンマーティン・ホンダ
1:39.883
4.450
33

11
フランコ・コラピント
アルピーヌ・メルセデス
1:40.330
4.897
28