【写真を見る】1票に託した“雪国”からの思い【衆議院選挙 2026】街頭演説もままならなかった『真冬の選挙戦』新潟県

大雪の中で火ぶたを切った衆院選。
公示日もドタバタから始まりました。

「どう?今どこにいる?」
「全力でダッシュしている。あのへんまで来ている」
「今、走って取りに行っているわけね」

JR長岡駅のすぐそばを第一声の会場に選んだ、中道の米山隆一さん。
雪による交通渋滞で選挙活動に必要な『7つ道具』の到着が遅れ、焦りの表情が…。
その後ろには、同じ会場で第一声を上げる予定の相手陣営の姿も控えていました。

「後ろ待たせてすみません、自民党の先生方。10分でスパスパっと終わらせていきますので、お許しいただければと…」
「先方も7つ道具が届いていないので、急かしているわけじゃないですと」

予想以上の大雪の洗礼。

「どこも演説できない…」

米山さんのあとにマイクを握った自民党の鷲尾英一郎さんも…

「この寒い中、これからも寒波がまいります。こうして皆様に集まって訴えを聞いていただく機会も、もうほとんど作れないかもしれません」
として、戦術を変更。

今回の衆議院選挙は、集会や企業などへのあいさつ回りを柱に活動することに。
鷲尾さんの代名詞ともいえる自転車街宣も、今回は“なし”です。

「自転車はちょっと難しいですね。危険だと思います」

■選挙戦中盤

雪はその後、長岡市の市街地にも降り続きました。

【記者リポート】
「歩道の脇にも、うず高く雪が積もっていまして、選挙ポスターの掲示板もその半分が雪の中に埋もれている状況です」

山古志地域では積雪が3mを超えました。

【住民】
「候補者は来ません。街宣車が2回来ました。雪でポスターが貼られなかったり、何も来ないと、見捨てられた村なのかな…って気もします」

そして、強烈寒波とともに迎えた投票日。
正午過ぎの長岡市山古志地域には雪が降り続いていました。

【記者リポート】
「道路の脇には高い雪の壁ができています。細かい雪がたくさん降ってきました。こちら坂道を上った先に投票所があります」

新潟県内の一部の地域には大雪警報も出され、雪などの影響から、およそ1300ある投票所のうちの半数で投票の締め切り時間が繰り上げられました。