(桜沢信司気象予報士 2月10日午前9時過ぎ)
「三重県いなべ市の中里ダムです。水が少なく手前側は地面が完全見えていて、グラウンドみたいになっています」

【写真を見る】ダムの底が見えるほどの水不足 三重・中里ダムで貯水率14.9%に 三重用水全体の貯水率も34.9%まで低下

水不足は愛知県だけではありません。三重県いなべ市にある中里ダムは、四日市市など北部の6つの市や町に水を供給していますが、貯水率が低下しているのは明らか。

(桜沢)
「艇庫、船の倉庫にあたる部分が本来は上の方しか見えないが、下の方までしっかり見えています」

■ダムの底が見えるほどの水不足

ほぼ満水の状態だった、2024年12月の写真ときょうのダムの水を比べると、水面の位置が大きく下がっていることがわかります。

岩がむき出しになり、ダムの底が露出しているところもありました。

■中里ダムの貯水率14.9%に 三重用水全体の貯水率も34.9%まで低下

(桜沢)
「上流側を見ても、やっぱり水が少ない。水がちょっと溜まっている所と1番溜まっている所…分離しています」

水資源機構によりますと、きょう午前0時現在、中里ダムの貯水率は14.9%。ここまで下がったのは、1994年以来32年ぶりだということです。

また、宮川調整池など他の3つの調整池を合わせた三重用水全体の貯水率も、34.9%まで低下しています。

■「節水を心がけてほしい」

その原因は雨不足。中里ダムの雨量計では1月の降水量の平均は69ミリ。しかし、ことしはわずか14ミリでした。

現在、取水制限が行われているのは東海地方では豊川用水だけですが、水資源機構では、その他のダムでも水が少なくなっている水源があるため、ひとりひとりが節水を心がけてほしいと呼びかけています。

CBCテレビ