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【02月10日 KOREA WAVE】父親の遺産である10億ウォン(1億610万円)相当の家を誰が相続するかを巡り、動画での“遺言”を発端に家族の関係が崩壊した。1月27日に韓国で放送されたYTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談所」でこんな事例が紹介された。
兄弟3人は、父が脳出血で倒れる前後も協力して介護し、「争わないように」という父の言葉を大切にしてきた。
しかし、葬儀後の集まりで末っ子夫婦がスマートフォンで再生した動画には、父が「家は末っ子に譲る」と語る姿が映っていた。
当然、末っ子夫婦は「これは遺言だ」と主張したが、次男は「仕送りは自分たちが最も多かった」と反発。長男の妻も参戦し「動画の内容は曖昧で信用できない」と疑問を呈した。
実際、この動画には日付や氏名、証人の発言がなく、弁護士の見解では、法的効力を持つとは認められないようだ。このため最終的には、法定相続分に従った分配となる可能性が高いという。
また、介護や仕送りについての寄与分も今回のケースでは認められにくいとされ、父が年金で生活していた点や、兄弟が交代で介護していた事実などが判断材料となる。
一つの動画が引き金となり、父の言葉とは裏腹に崩れてしまった兄弟間の信頼。「相続は法の問題だけでなく、家族関係そのものを揺るがす」との声も上がっている。
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