[モスクワ 8日 ロイター] – ロシアの治安当局と捜査当局は8日、ロシア軍高官がモスクワで銃撃された事件で、ロシア国籍の容疑者1人がアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで拘束され、ロシアに引き渡されたと発表した。

捜査当局によると、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のウラジーミル・アレクセーエフ副長官が6日、モスクワのアパートで複数回銃撃された。

アレクセーエフ氏は病院に緊急搬送され、手術を受けた。同氏の妻は8日にロシアの戦争ブロガーに対し、同氏が意識を取り戻し会話が可能になったと語った。

ロシア軍高官銃撃、容疑者1人ドバイで拘束 共犯の2人も身元特定

写真はウラジーミル・アレクセーエフ副長官が銃撃された現場。2月6日、モスクワで撮影。REUTERS/Anastasia Barashkova

当局によると、 ドバイで拘束されたのはリュボミール・コルバ容疑者。1960年に旧ソ連時代のウクライナで生まれたロシア国籍の男で、 ウクライナ情報機関から射殺任務を命じられていたという。ロシアはウクライナが銃撃に関与していると主張しているが、ウクライナ当局は否定している。

当局はまた、 ロシア国籍の共犯者2人も特定した。うちビクトル・ワシン容疑者はモスクワで拘束されたが、ジナイダ・セレブリツカヤ容疑者はウクライナへ逃亡したという。

ロイターは容疑者の詳細を直ちに確認できなかった。ロシア外務省によると、プーチン大統領は容疑者の拘束に協力したUAEのムハンマド大統領に謝意を表明した。

UAEはコルバ容疑者の拘束に関する詳細を公表していない。

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Guy Faulconbridge

As Moscow bureau chief, Guy runs coverage of Russia and the Commonwealth of Independent States. Before Moscow, Guy ran Brexit coverage as London bureau chief (2012-2022). On the night of Brexit, his team delivered one of Reuters historic wins – reporting news of Brexit first to the world and the financial markets. Guy graduated from the London School of Economics and started his career as an intern at Bloomberg. He has spent over 14 years covering the former Soviet Union. He speaks fluent Russian.