
ロンドンでロイターのインタビューに応じる欧州連合(EU)の競争政策委員テレサ・リベラ氏(2026年 ロイター/Kevin Coombs)
[マドリード 28日 ロイター] – 欧州連合(EU)欧州委員会のリベラ上級副委員長(競争政策担当)は28日、EUは米国からの液化天然ガス(LNG)輸入への依存度を高めており、域内資源を最大限活用する方法を模索すべきだと警告した。
スペイン国営天然ガス輸送網運営会社エナガスが主催した「水素の日」のイベントで、「米国からのLNG輸入への依存度が大幅に高まっている」と指摘。2025年には米国からのLNG輸入はEU総輸入の58%を占め、21年の4倍に達していると述べた。
これによりロシア産ガスへの依存は減っており、EUは供給源の多様化に引き続き取り組んでいる。一方、再生可能エネルギーのほか、それを再生可能水素の製造に活用するなど、域内資源を最大限活用する方法の検討が必要とされる。
エナガスのアルトゥロ・ゴンサロ最高経営責任者(CEO)は28日、昨年は欧州の水素投資が世界最大の120億ユーロ(144億ドル)に達したが、目標達成にはEUとして努力を強化する必要があると指摘した。
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