
写真はルビオ米国務長官。1月28日、ワシントンで撮影。REUTERS/Jonathan Ernst
[ワシントン 28日 ロイター] – ルビオ米国務長官は28日、米国が仲介するウクライナ和平協議で、ドネツクの領土問題を解決するため活発な作業が行われていると明らかにした。この問題を巡る相違が残る主要な課題だが、解決は「非常に困難」だと述べた。
ロシアのプーチン大統領はウクライナが東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)を交渉で放棄しなければ、武力で全域を占領すると繰り返し述べている。一方、ウクライナはロシアが戦闘で獲得できなかった領土を割譲するつもりはないとしている。
ルビオ氏は上院外交委員会の公聴会で「まだ隔たりはあるが、少なくとも問題を中心的な一つに絞り込むことができた。おそらく非常に困難なものになるだろう」と述べた。
ロシア、ウクライナ、米国の3カ国が先週末にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで行った協議は合意に至らないまま終わったが、ロシアとウクライナはさらなる対話を行う用意があるとしている。米当局者によると、2月1日にアブダビで再び協議が行われる見通しだ。
ルビオ氏はフォローアップ協議に米国が参加する可能性はあるが、先週末の協議に参加した米政権のウィットコフ特使とトランプ大統領の娘婿クシュナー氏は参加しないと述べた。
ウクライナの安全の保証を巡り米国とウクライナが合意したかとの質問に対しては「われわれの側からは合意したと言うこともできる。ここには明らかにロシアの動きもある。また、安全の保証は紛争終結後に実現するものだ」と述べた。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は27日、トランプ政権がウクライナに対して、米国による「安全の保証」提供はウクライナがまずドンバス地方のロシアへの割譲が盛り込まれた和平協定に合意することが条件になるとの考えを示唆したと報じた。 もっと見る
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