
写真は米ニューヨーク証券取引所(NYSE)で撮影。REUTERS/Brendan McDermid
[20日 ロイター] – 米国株式市場は主要3指数が軒並み大幅続落して取引を終えた。トランプ米大統領がデンマーク自治領グリーンランドを巡り欧州に新たな関税を警告したことを受け、市場のボラティリティーが再燃するとの懸念が広がった。
世界各国でリスクオフの動きから株価が下落したほか、米国債への売り圧力が強まった。
投資家の不安心理を示す「恐怖指数」として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のVIX指数(.VIX), opens new tabは2カ月ぶりの水準に上昇した。
トランプ氏は17日、米国がグリーンランドを購入できるようになるまで欧州8カ国からの輸入品に10%の追加関税を課すと表明した。
S&P総合500種(.SPX), opens new tabはトランプ氏が世界各国に対する相互関税を発表した昨年4月、弱気相場入りに近い水準まで下落した。
市場では、グリーンランドを巡る今回の売りが条件反射的なものか、あるいは市場により長期的な影響を与える重大なものなのかを問う声が聞かれる。
ハリス・ファイナンシャル・グループのマネジングパートナー、ジェイミー・コックス氏は投資家に逃避の兆候は見られないと指摘。「グリーンランドを巡る動きや関税の脅威再燃が株式市場の調整を引き起こすとはまだ言えない」と述べた。その上で、株価が今週3─5%下落すれば意外だとの見方を示した。
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場
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