シリーズ「ことしにかける」2回目は、盛岡市出身の人気俳優、戸塚純貴さんです。俳優として様々な表情で活躍する戸塚さんの素顔と、ことしにかける思いに迫りました。

戸塚さん「おはようございます。よろしくお願いします。戸塚純貴と申します」

盛岡市出身の俳優、戸塚純貴さん。去年12月まで日本テレビで放送されていた土曜ドラマ「良いこと悪いこと」に出演するなど、ドラマ、バラエティー、舞台と今や引っ張りだこの人気俳優です。

2010年のジュノンスーパーボーイコンテストで「理想の恋人賞」を受賞し、翌2011年に人気ドラマで俳優デビュー。朝の連続テレビ小説など幅広い役柄で、およそ200の作品に出演してきました。

戸塚さん「剛鉄!ガンライザーZERO!」

2015年にスタートしたテレビ岩手制作の「鉄神ガンライザーNEO2」にも出演し、地元への思いを大切に活動してきました。

戸塚さん
「僕がやっている俳優人生は、いつも背中に岩手の出来事があるなと思う。ガンライザーのお仕事も、岩手県出身の及川拓郎監督がガンライザーNEOを撮るということで声をかけていただいたので、そのご縁もあって出演したので、すごく感慨深い気持ちもありましたね」

今回、戸塚さんの素顔に迫るべく、こちらの3つのテーマで質問をしました。

Q、吉岡アナウンサー
「東京で暮らしているが、その中で感じる岩手の魅力や岩手についての気づきは?」

戸塚さん
「まず(東京と岩手は)時間の流れが違う。僕が岩手で育った時は、すごく周りがゆっくりしている。穏やかに時間が流れている。学生時代、主に岩手県で過ごしていたので、自分のマイペースな性格というか、あまり周りに流されないというか自分のペースで焦らず、いろんなことに取り組める性格は岩手県が作ってくれた」

戸塚さん
「子どものころですね(盛岡の)中野に住んでいた。茶畑公園,十六羅漢公園、全部公園ばっかりですけど、本当に子どもの頃ずっと外で遊んでいるような子どもだったので、近くの公園をはしごしていましたね飲み屋さんみたいに」

戸塚さん
「それこそ今は形はきれいになったけど、盛岡バスセンターとかそこから学校に通ってましたし、バスに乗ったりしてシンボル的な建物だった向かいの“中三”?そういうシンボル的なイメージがあったから、久々に通ったらここどこだと思うくらい雰囲気が変わったから、どの年代にも住みやすい環境づくりをしているんだなという印象を受けた」

Q、吉岡「俳優の自分と理想の自分については?」

戸塚さん
「あまり理想の自分という考え方をしたことがないかもしれないですね。こういうふうになりたいとか。演じるということが好きだからとにかくいろんな役柄に挑戦していきたいですけど、少なからず年を重ねていくのでその分、説得力や責任感もどんどん増していくと思う。そこにちゃんと自分も合わせていけるような人間になりたい」

Q、吉岡「番組をいろいろ見させてもらう中で、恋愛ものにもっと挑戦していきたいと情報を得ていますが、決意や意気込みは強い?」

戸塚さん
「そうですね。いままで良くあるような王道の形もると思うし、たくさん作品性があるのでその中でも僕にしかできないような恋愛ものもそうですし作品に出会いたいなと思います」

Q、吉岡「3つ目は岩手のファンにお年玉というテーマなんですが・・・」
戸塚さん
「お金ですか?(笑)急にお金の」

Q、吉岡「金品ではありません(笑)恋愛ものにも挑戦したいという思いもあるということですので、カメラに向かってカメラの先の岩手のファンの皆さんを5秒間見つめてもらって愛のメッセージを一言」

戸塚さん「愛のメッセージ!?(笑)わかりました!」

吉岡「スタート!」

★戸塚さん愛のメッセージ★

吉岡「ファンの皆さんこの一年最高のスタートを切ったと思います」

戸塚さん
「最高のスタート?!これでは切れないと思うけど(笑)急に恥ずかしくなっちゃいました。ごめんなさい」

飾らないチャーミングな人柄で、いつも笑顔を届けてくれる戸塚さん。その背景には俳優活動の原動力になっている、あの日に感じた思いがあります。

戸塚さん
「震災があって自分の中で変わるきっかけもなった」

東日本大震災が発生した年に俳優としてデビューした戸塚さんは去年、岩手県の震災復興特別番組に出演し、当時、復興を支えてくれた福岡県の職員の元を訪れ感謝を伝えました。

上京直前に地元が被災し、俳優を志すことに戸惑いもありましたが、「自分が活躍することで岩手を盛り上げられれば」と走り続けてきました。ことしも変わらぬ思いで駆け抜けます。

戸塚さん
「僕が(俳優を)はじめたきっかけもそうですし、心が自分の中で(岩手を盛り上げたいと)変わった瞬間というものは、いま仕事をやっていてもその気持ちは変わっていない。その(震災の)時に感じた気持ちを大事にそれがあるから、きっと立ち続けられるという気持ちもある。背中を押してもらっているので、常にこれからも自分のやるべきことというか、やりたいことに自信をもって前に進んでいきたいと思う」