2025年シーズンを7位で終えた浦和レッズ。最終盤の岡山戦・川崎戦では、来季につながる内容を示しながらも、1年を通して見えてきたのは「点を取りきる力」の不足だった。消化試合となった中での若手の活躍、スコルジャ監督が描いたハイプレスの完成形、そして来季の変則レギュレーションを見据えた「勝ち点3」への強いこだわり。元日本代表FWで、浦和レッズの9番を背負った永井雄一郎が今シーズンを多角的に振り返り、浦和が「勝つためのサッカー」にどう向き合うべきかを語る。(interview by 河合貴子)

最後の2試合で目指すべき姿が見えた
河合:岡山戦、神戸戦と、最後の2試合は勝利で終わりましたが、まずその点を振り返っていただけますか。
永井:まず岡山戦については、GKの金山選手は、すべて出すわけではないと思っていたので少し意外でした。サブにGKを2人入れていたので木山監督はやはりすごいなと思いました。
河合:この試合の意味合いとしては、順位は関係ないという岡山の考え方だったのかもしれません。しかしレッズとしては、今シーズンはアウェイで勝てていなかったので、せめて最後のアウェイだけでも結果を残したいという意識があったと思います。
永井:消化試合になってくると、チーム内でさまざまな思惑がある中、浦和としてはもっと点を取りたかったと思いますが、来季加入内定の肥田野選手があのような形でゴールを決め、中島翔哉選手のスルーパスも見事でした。そういった良さが出たことは収穫であり、それがあったからこそ最終戦への流れが生まれたように感じました。
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