令和7年12月8日発行
神奈川県 インフルエンザ情報(11)48週
警報を発令中です!
神奈川県では、第48週(2025年11月24日~11月30日)のインフルエンザの定点当たり報告数が45.66となり、警報レベルを超えています。感染予防と感染拡大の防止のため、こまめに手を洗い、咳が出るときはマスクをするなどの咳エチケットを心がけましょう。また、体調不良のときは無理せず身体を休めましょう。
予防接種は発症予防、重症化予防に有効です。効果が現れるまで約2週間かかるといわれていますが接種をご検討ください。
テーブルやドアノブなどの消毒には、一部の次亜塩素酸水も有効ですが、人がいる空間での噴霧は眼や皮膚への付着や吸入による健康影響のおそれがあることからお勧めできません。手指の消毒には、せっけん・ハンドソープによる手洗いや、アルコール(消毒用エタノールなど)の使用が推奨されます。
[1]定点当たり報告数の週別推移(神奈川県)

1:インフルエンザは、県内約250か所の定点医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。
2:令和7年第15週(4月7日から4月13日)からの定点医療機関の変更等に伴い、「流行開始」「注意報」「警報」について、従前の基準値を直ちにあてはめることが出来なくなりました。そのため、国が取扱いを検討することとしています。取扱いが示されるまでの間、本県では従前の基準で「流行開始」「注意報」「警報」を発出する運用を行っております。
注意報レベルは定点当たり報告数10以上、警報レベルは30以上となっています。
5週前
4週前
3週前
2週前
1週前
今週
43週
44週
45週
46週
47週
48週
10月20日
~10月26日
10月27日
~11月2日
11月3日
~11月9日
11月10日
~11月16日
11月17日
~11月23日
11月24日
~11月30日
全国
6.29
14.90
21.82
37.73
51.12
44.99
全県注1
11.88
28.47
36.57
55.12
66.25
45.66
県域注2
10.30
24.32
31.13
51.68
76.13
54.18
インフルエンザ入院患者数 基幹定点12病院合計
全県
9
30
57
83
106
79
注1:全県とは、横浜市、川崎市、相模原市を含む神奈川県全域のことを指します。
注2:県域とは、横浜市、川崎市、相模原市を除いた神奈川県の地域を指します。
[2]入院患者数3の週別推移(神奈川県)

3:入院患者数は、県内12か所の定点医療機関から毎週報告されています。
[3]インフルエンザ様疾患発生報告4(神奈川県)
第48週に学級閉鎖等5のあった保育所・学校等は294施設、患者数は7,161名でした。

4:保育所や学校等の閉鎖数や欠席者数等を計上する報告です。
5:休校、学年閉鎖学校数、学級閉鎖学校数の合計を示します。
[4]年齢・年齢群別の全県定点当たり報告数(神奈川県 2025年第46週~2025年第48週)
2025年第48週は、20~29歳を除き、他の全ての年齢群で前週に比べて定点当たり報告数が減少しました。

(9歳以下 全県 再掲)
9歳以下で見ると、全ての年齢群で、前週に比べて定点当たり報告数が増加しました。

[5]定点当たり報告数の保健所別推移(神奈川県 2025年第46週~2025年第48週)
鎌倉保健福祉事務所三崎センター、小田原保健福祉事務所足柄上センターを除く全ての保健福祉事務所・センターで、前週に比べて定点当たり報告数が減少しました。


[6]インフルエンザウイルス検出状況(神奈川県衛生研究所実施分 12月4日時点速報値)
急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランス(詳しくはARIサーベイランスが始まりました!をご覧ください)におけるインフルエンザウイルス検出状況は次のとおりです。

また、インフルエンザ疑い症例からインフルエンザウイルスAH3が23件、Bが1件検出されています。
インフルエンザ施設別発生状況調査注の調査結果は、インフルエンザのページに掲載しています。
注:神奈川県各保健福祉事務所・センターと藤沢市および茅ヶ崎市保健所管内の学校等のシーズン初発事例1集団ずつを対象として神奈川県衛生研究所で実施している調査
[7]下水中の季節性インフルエンザウイルス検出状況
A型のウイルス濃度は上昇傾向が継続しています。B型は定量下限値未満の状態が継続しています。
詳しくは下水中季節性インフルエンザウイルス量と定点医療機関当たりの報告数
をご覧ください。
参考ページ
<全国のインフルエンザ情報>
<インフルエンザに関すること>
<神奈川県の感染症の発生状況>