モゲリーニ元EU外相、詐欺・汚職の容疑で欧州検察庁が正式告発

写真はモゲリーニ元EU外相。2019年10月、ベルギーのブリュッセルで代表撮影。Reuters

[ブリュッセル 3日  ロイター] – 欧州検察庁(EPPO)は3日、欧州連合(EU)の元外交安全保障上級代表のフェデリカ・モゲリーニ氏と他の2人を、調達詐欺と汚職、利益相反、職業上の守秘義務違反の容疑で正式に告発したと発表した。

EPPOによると、3人はEUの詐欺捜査の一環として2日に拘束され、現在は釈放されているものの、捜査は継続中だという。3人に逃亡の恐れはないとした。同捜査はEUが資金提供した若手外交官の研修施設を巡る詐欺の疑いに関するものだという。

モゲリーニ氏は声明で、「私は司法制度に全幅の信頼を置いている。もちろん今後も当局に全面的に協力していく意向だ」と述べた。

モゲリーニ氏は2014─19年まで、EUの外相にあたる外交安全保障上級代表を務め、20年に欧州大学院大学の学長に就任した。

またEPPOは、他の2人の容疑者について、ベルギーのブリュージュにある欧州大学院大の幹部とEUの執行機関である欧州委員会の高官だと説明。情報筋3人はロイターに対し、拘束された1人はEUの上級外交官ステファノ・サンニーノ氏だと述べた。

サンニーノ氏にコメントを求めたが、連絡が取れなかった。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab