公開日時 2025年12月03日 05:00
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クマ検知AIドローンシステム(イメージ)
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琉球新報朝刊
クマ対策の切り札としてドローンや人工知能(AI)を駆使した技術開発が進んでいる。秋田県五城目町のドローンスクール「Dアカデミー東北」は、山中や住宅街に潜むクマを検知、自動追尾するシステムを製作。位置情報はスマートフォンで共有可能で、2026年中の実用化を目指す。同県のほか、岩手県や青森県などの自治体から問い合わせが相次いでいるという。
使用する機体は長さ98センチ、幅76センチ、高さ48センチ。夜でも写る暗視機能付きカメラと温度を測る赤外線カメラを搭載し、継続飛行は最大約1時間。監視を後続機に引き継ぎ、バッテリーが切れる前に自動帰還する機能もある。
離陸や初期探索は操縦士が担う。目撃情報を受けて現場周辺を飛行して映像を送り、パソコンにインストールしたAIソフトウエアが解析、クマを検知すると自動操縦に切り替わり追尾する。位置情報は衛星利用測位システム(GPS)で緯度経度を取得し、スマホの専用アプリを使ってリアルタイムで共有する。