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2025年12月2日 20:22

クマ・高温対策などに力点、山形県の来年度当初予算の要求概要

山形県は来年度(2026年度)当初予算の要求概要を公表しました。相次ぐクマ出没への対策やサクランボの高温対策といった農業分野、去年の豪雨災害の復旧などに力を入れた要求内容となっています。

山形県が公表した来年度当初予算の要求額は、今年度予算の要求額に比べて179億円多い7004億円で、公表が始まった2007年度以降、要求額としては過去2番目の規模となりました。
退職手当などの人件費の増加などが要求額アップの要因だということです。
来年度の主な事業案は、
「クマ被害対策パッケージ」として、アプリを活用した迅速な出没情報の発信や新たに、クマの姿を判別するAIカメラを使って市街地への侵入ルートを把握する実証事業などに3億8200万円を要求しました。
また、持続可能な農業の実現や新たな担い手の確保に向けた農地の集積、集約化などに28億7000万円、サクランボの高温対策や結実確保のための受粉用ミツバチの導入などに1億1800万円を計上。
去年7月の大雨で被災した公共土木施設の復旧工事に59億800万円を要求しています。
このほか、ことし1月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、全国特別重点調査で緊急性が高いと判定された下水道管の改築工事に10億円。
また、部署横断型の「特別枠」の事業として、結婚への機運を高めるために出合いの機会づくりなど、結婚に向けた支援を行う取り組みに2100万円を要求しました。
今回の予算要求は吉村知事らによる査定を経て、来年の山形県議会2月定例会に来年度当初予算案として提出されます。

最終更新日:2025年12月2日 20:22

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