こちらは、12月1日にオープンした、福岡空港の国際線で働く従業員向けの食堂です。物価高を背景に、お手頃な価格で栄養バランスも考えられた食事がとれる「社員食堂」が今、見直されつつあります。

福岡空港の国際線にオープンした従業員食堂「TABELII(タベリー)」は、およそ820平方メートルの広々とした空間に300席ほどが用意されています。空港で働く従業員なら休憩スペースとしても利用することができます。
メニューは日替わりで、ラーメンなどの麺類やカレーなどの定番のほか、複数の主菜や副菜から選ぶことができる「チョイスプレート」など、栄養バランスの取れた食事をお手頃な価格で食べることができます。
■福岡空港国際線 従業員食堂・江崎学 店長
「仕事が忙しいので、活力となる食事を提供したいと思います。」

福岡空港国際線では、航空会社や店舗のスタッフなどおよそ2000人が働いています。これまで従業員専用の食堂はなく、以前から「導入してほしい」と多くの要望が寄せられていました。
■利用する人
「おいしいです。温かいものが食べられるのはうれしいです。」
「とてもおいしいです。店で食べているみたいです。組み合わせ次第で飽きずに食べられそうで楽しみです。」

こうした従業員向けの食堂、いわゆる「社員食堂」は今、見直されつつあります。背景にあるのは物価高です。
■利用する人
「(コンビニなどだと)たくさん買うと1000円超えそう。ワンコインで、このプレートはうれしいです。」
平日のランチにかける予算は、3年連続で過去最高額を更新しているという調査もあります。

さらに就活生を対象に行った別の調査では「魅力に感じる福利厚生」として3割近くの就活生が食堂などの食事支援を挙げています。
福岡空港も、従業員食堂の導入は「人材獲得へのアピールになる」と期待します。
■福岡国際空港 国際営業開発課・高鍋修平チーフ
「国際線旅客も年々増加傾向にありますので、 多くのお客様をお迎えするにはさらなる従業員の確保も必要になってくると考えています。社員食堂の設置で、スタッフの方々のモチベーションのアップや勤務する上での定着化が期待できると思っています。」
物価高や人手不足が続く中、社員食堂は従業員と企業のどちらにもメリットがあるようです。
※FBS福岡放送めんたいワイド2025年12月1日午後5時すぎ放送
