公開日時 2025年12月02日 05:00更新日時 2025年12月02日 09:05
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駐車場が整備される予定の瀬長島野球場=11月29日、豊見城市瀬長島
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田中 芳
沖縄県豊見城市は、観光地として人気が高い瀬長島で慢性的な駐車場不足と交通渋滞の解消に向け、県内で唯一、4面のグラウンドを有する瀬長島野球場の一部を移設し、集約型駐車場を整備する方針だ。グラウンド4面のうち照明設備のない2面を移設し、駐車場として活用する。照明設備がある2面は暫定的に残すが、将来的には移設する計画だ。
市は瀬長島に残る2面の球場も将来的に移設する計画で、グラウンド4面の維持を前提に代替地を検討しており、本年度中の決定を目指している。状況によっては、次年度にずれ込む可能性もあるという。

現時点で瀬長島野球場がいつから2面のみの使用になるかや、駐車場の工事開始時期など詳細や日程は決まっていないという。市の担当者は「すでに(野球場の)予約が入っている分に支障はない。半年先か1年先なのかは明確に決まっていない」と説明する。
市は2024年に瀬長島観光拠点機能強化計画を策定。計画によると、将来的には駐車場用地として車両約850台分と、大型車両約20台分の計約2・4ヘクタールが必要と試算する。
草野球などで人気のある瀬長島野球場が一定の期間、4面から2面の利用となることで、利用予約が取りづらくなるなど、運営に支障が生じる可能性がある。利用者への影響を考慮するため代替施設の利用なども視野に検討している。担当者は「スピード感を持って取り組みたい。決定次第、野球関係者や利用者に対して丁寧に周知する」と話した。
(田中芳)
