高知県香南市赤岡町で2年ぶりにある「奇祭」が行われました。一体どんな祭りなのか、妖しくも幻想的な祭りだそうです。
香南市赤岡町。江戸時代から明治時代にかけて商人の町として栄え、いまも当時の街並みが残る歴史ある町です。
■井出一崇アナ
「日が暮れた赤岡町。この赤岡町にぴったりの少し変わった祭りが今から始まります」
一体どんな祭りなのか、話を聞きに行くとー
■井出アナ
「どんな祭り?」
■狐の嫁入り実行委員会 十万悠さん
「狐の嫁入り行列というお祭りがあります」
赤岡町で行われる、狐の嫁入り行列。地域の人たちがキツネに扮して街を練り歩きます。地域の人以外でも参加できるということで、おしろいをしっかり塗ってキツネに化けます。
午後6時30分、総勢23人の行列が、130メートルの道を40分かけてゆっくりと進んでいきます。赤岡町では古くから、狐の嫁入り行列が見られたという伝説があり、黒澤明監督の映画「夢」に登場する狐の嫁入り行列を参考に1996年に初めて行われました。
それ以降、赤岡町の節目の年に開催されています。
2025年は、2年ぶりの開催で県内外から開催を待ちわびた大勢の人が足を運びました。
■東京から見物客
「黒澤監督の世界観に近い。生で見られて泣いてしまった」
■愛知から見物客
「2年前動画で見て絶対行きたいと思ってようやく見られた ずっと続けて」
■地元中学生
「怖かったけど、楽しかった」
行列は、時折人間にバレないように後ろを振り返り、まわりを警戒します。薄暗く静かな町を提灯の微かな灯りが照らす妖しくも幻想的な雰囲気に包まれました。
■十万さん「お祭りにしては短いけど、これが後世に残って文化となってよさこいみたいになってほしい。お祭りを通して赤岡町、香南市を知ってほしい。」
歴史溢れる赤岡町。少し不気味で幻想的な新たな文化となりそうです。
