
ウクライナのゼレンスキー大統領を歓迎するトルコのエルドアン大統領。アンカラの大統領官邸で11月19日撮影の提供写真。Murat Cetinmuhurdar/Turkish Presidential Press Office/Handout via REUTERS
[アンカラ/キーウ 19日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、訪問先のトルコでエルドアン大統領と会談し、ロシア・ウクライナ戦争の終結に向けたトルコの外交努力に期待を示した。また、年内にロシアとの捕虜交換を再開したい考えを示した。
ゼレンスキー氏はアンカラで行ったエルドアン大統領との共同記者会見で「外交状況について踏み込んで協議した」とし、「多くのプロセスが活発化しており、全ての動きが和平に向かうよう努めている」と語った。
ゼレンスキー氏は、自身の盟友の関与が疑われる大規模な汚職疑惑が浮上する中、ギリシャ、フランス、スペイン歴訪後にトルコを訪問。トルコ関係筋は、トランプ米政権のウィトコフ中東担当特使がトルコを訪問する可能性があるとしている。ただ、米政府はウィトコフ氏のトルコ訪問について発表していないほか、トルコ外務省筋は、トルコ当局はゼレンスキー氏とのみ会談するとし、アンカラでの協議にウィトコフ氏は参加しないとの見方を示している。
在ウクライナ米国大使館によると、米軍のドリスコル陸軍長官率いる代表団が「実態調査」を目的にウクライナの首都キーウを現在訪問中。関係筋はロイターに対し、代表団にはジョージ陸軍参謀総長も参加しており、ドリスコル氏と共に20日にゼレンスキー氏と会談すると明らかにした。
この日は関係筋の話として、米政府がゼレンスキー氏に対し、ロシアとの紛争終結に向け領土割譲や兵器の一部放棄を含む米国起草の枠組みを受け入れなければならないと示唆したと報じられた。
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