
写真は2024年1月、ハイデラバードの空港に駐機中のエア・インディア機。REUTERS/Almaas Masood
[ニューデリー/香港 19日 ロイター] – インドの航空会社エア・インディアが、パキスタン上空の飛行を禁止されたことによる経済的打撃が大きくなる中、中国・新疆ウイグル自治区の軍事空域を使用し、航路を短縮できるよう、インド政府に中国への働きかけを求めていることが同社の文書で分かった。
4月下旬に外交的緊張が高まって以来、パキスタンの空域はインドの航空会社に対して閉鎖されている。
エア・インディアは主要な国際ネットワークを持つインド唯一のキャリア。10月下旬にインド政府に提出された文書によると、同社にとって燃料費は最大29%上昇し、一部の長距離路線では所要時間が最大3時間も余計にかかっている。
インド政府は、米国、カナダ、欧州へのより早い到着を目指し、新疆ウイグル自治区上空の代替ルートと、緊急時に同自治区内の空港アクセスを許可するよう中国に求めるエア・インディアの嘆願を検討しているという。
中国外務省は状況を把握していないとし、「関係当局」に尋ねるようロイターに求めた。
エア・インディアのほか、インド、中国、パキスタンの航空当局はロイターの問い合わせに回答しなかった。
India is reviewing Air India’s plea to diplomatically ask China to allow an alternative routing and emergency access to airports in case of diversions at Hotan, Kashgar and Urumqi in Xinjiang
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