ルビオ氏、米軍のカリブ海攻撃巡る欧州の批判に反論 G7会合で

11月12日、カナダのナイアガラオンザレークで撮影(2025年 代表撮影)

[ナイアガラオンザレーク(カナダ) 12日 ロイター] – ルビオ米国務長官は12日、カリブ海での米国の軍事作戦の合法性を巡る一部の同盟国からの批判に反論し、米国が自国の国家安全保障をどのように守るかについて欧州は指図する立場にないと指摘した。

ルビオ氏は11─12日にカナダで開催された主要7カ国(G7)外相会合に出席した。協議はウクライナとパレスチナ自治区ガザでの戦争が焦点だったが、一部の参加国はカリブ海での米国の攻撃に懸念を表明した。

フランスのバロ外相は11日の会議の冒頭、米国のカリブ海での軍事作戦が国際法に違反しているとし、この地域におけるフランスの領土にとって懸念事項だと述べた。

米軍はカリブ海および中南米の太平洋沿岸で「麻薬運搬船」と見なした船を、これまでに少なくとも19回攻撃し、少なくとも76人を殺害している。

ルビオ氏はカナダを出発する前に記者団に対し、G7会議中にこの作戦について言及はなかったと述べた。その上で、「麻薬テロリスト」を標的にしていると正当性を主張し、麻薬はベネズエラを経由して欧州にも輸送されているため、米国は彼らを排除したことを感謝されるべきだと指摘した。

「欧州連合(EU)に国際法が何かを決める権利はないと思う。米国がどのように国家安全保障を守るかを決める権利も彼らにはない」と語った。

EUのカラス外交安全保障上級代表(外相)は会議の合間にロイターに対し、このような攻撃は自衛としてのみ、あるいは国連安全保障理事会の決議によってのみ正当化されると語った。

ルビオ氏は、攻撃への懸念から英国が麻薬取引に関する情報共有を停止したというCNNの報道について質問され、「虚偽の情報」だとし、米国は英国と非常に強力なパートナーシップを築いていると述べた。

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Daphne Psaledakis

Daphne Psaledakis is a foreign policy correspondent based in Washington, D.C., where she covers U.S. sanctions, Africa and the State Department. She has covered the rollout of U.S. sanctions on Russia after Moscow’s invasion of Ukraine, Washington’s efforts to enforce its sanctions and the U.S. response to the conflict in Ethiopia, among other issues. She previously covered European Union politics and energy and climate policy for Reuters in Brussels as part of an Overseas Press Club Foundation fellowship in 2019. Daphne holds a Bachelor of Journalism in Print and Digital News and a Bachelor of Arts in International Studies.